こんにちは、営業部の清水です。
今回はコーエン兄弟監督、2008年アメリカのコメディ映画『バーン・アフター・リーディング』をご紹介します。
画像引用:2008 米 / Burn After Reading / Focus Features(IMDb)
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【あらすじ】
アルコール依存症が理由で左遷されたCIAのオズボーン(ハゲで短気/ジョン・マルコヴィッチ)は、腹いせにCIAの暴露本を執筆。しかし間抜けな事にデータの入ったディスクをスポーツジムに置き忘れる。
ジムの店員で脳筋&iPod中毒のチャド(バカ1/ブラッド・ピット)と、同僚で整形願望のあるリンダ(バカ2/フランシス・マクド―マンド)は、拾ったディスクをCIAの機密情報だと思い込み、それをネタにオズボーンから大金をせしめようと目論む(大バカ)
オズボーンとの交渉に失敗した(ここが最高に笑う)ふたりは、なんとか大金を手に入れようと(リンダの整形代のために)なんやかんやあったりで、オズボーン宅に侵入する(犯罪)
しかしオズボーンの妻ケイティ(癇癪持ち/ティルダ・スウィントン)と不倫してるハリー(出会い系サイト常駐者/ジョージ・クルーニー)と遭遇してしまい……。
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この豪華キャストがこんなふざけたキャラクターを演じたのは、監督がコーエン兄弟だからでしょう。間抜けヅラひっさげて「私は善意のサマリア人」と言う(しかも何度も)ブラピなんて他ではお目にかかれません。
ちなみに善きサマリア人とは、「窮地に陥った人を無償で助けた」聖書に載ってるサマリア人で、米国では「その助ける過程及び結果に失敗が生じた場合でも、助けた人に対して責任を問わない」善きサマリア人の法があります。これを引き合いに出す大バカブラピ。
お気楽コメディではなく、皮肉たっぷりなブラックジョーク満載です。笑えない人はむしろ嫌悪するくらい、賛否両論はっきり分かれます。ブラックジョークが通じる人と一緒か、ぼっちで観ましょう。
タイトルの『バーン・アフター・リーディング』は、「読んだら燃やせ」機密文書に添えられる決まり文句だそう。その真意は結末をどうぞ。
筋肉バカブラピが、タイメックスのアイアンマンを着けています。スポーツジムの店員らしいですね。
さらにW不倫のGクルーニーはG-SHOCKです。
ジャンル問わず、カシオ着用の映画は本当に多いです。タフで水に強く、過酷な撮影で壊れても替えを用意しやすいからでしょうか。ミリタリーモノやアクション映画でとくによく着用されていますね。さすが日本が誇る我らがカシオです。
世界に9本しかないようなこんなの着けてもし壊れたら修理に1年くらいかかるし替えなんてそうそう見つからないですからね。観てるこっちが違う意味でハラハラドキドキします。