IWC -IWC Schaffhausen-

【必ず来ると思われがち】2年に一回そして4年に一回【たまに来ません】IWC インヂュニア パーペチュアルカレンダー 

スタッフ・タカギです。

さて前回のブログで車検に2年ぶりに挑戦したんです。
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練馬陸運局での一コマですが、2年という時間が制度や仕組みを変えているようで、結構前回と違う感じだなって思いました。

日頃整備されているので、『車検の時だけ整備する低整備車両』ではないのでそんなに気にはしていなかったんですが、細かくメジャーで車体サイズを計測されて微妙に心配になってましたが、結果は一発OKでした。

当日中であればNGでも再挑戦は(たしか)三回までは出来たと思いますが、予約が取れたのは最終ラウンド・・・(NG即対応不可)ドキドキモノです。そんなこんなであと2年は乗れるようになりました。

うるう年にはパーペチュアルカレンダー

数年サイクルで必ず来るといえば閏年・・・(すいませんベタな流れですが・・・)。

閏年は4年に一度でオリンピックとともにやってきます(2100年は閏年ではないですがあまりにも先の事過ぎるので・・・)

2100年が閏年ではないのですが、今年を含めて21回のパーペチュアルカレンダーが
パーペチュアルカレンダーであるという事を楽しめます。

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IWC インヂュニア パーペチュアルカレンダー

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IWC 私の中では名機インヂュニア パーペチュアルカレンダー・

(すいません)閏年だけにうる覚えですが・・・

  • 型番:Ref.9245
  • 機械:Cal.37582(Cal.37580?どうも年式で違いが出るようですが・・・)
    • 1987-89(Cal.37580)
    • 1989-92(Cal.37582)
      • *共にベースはETA2892A
  • 振動数:28800
  • 石数:36
  • ローター:21ctゴールドローター

過去の資料を調べてみた結果ですが・・・

昨今流行として自社ムーブメントの流れですが、Cal自体は2982Aがベースになっています。時代的には80年代中期から90年代初頭時計ですので、まだまだ自社ムーブメントという考え方が今のように【セールスポイント】ではなかった気がします。

この時計に関してはベース自体が存在しますが、それでもかなりIWCの独自性というのが強い機械だと思います。

そして他ではあまり見かけない特徴も。年の表示ディスク付きですね。DSC04515これはIWCのパーペチュアルであれば必ずといっていいほど搭載されている機能で、他のパーペチュアルと違い何年の閏年かはっきりわかる機構です。これがIWCの良さを分かるポイントです。

当然リューズは年代相応のと思われる『魚マーク』の付いたリューズです。
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カタログ上では3気圧(30m)となっていますが、さすがにこの時計を水の中に浸ける事はないと思います・・・

他のパーペチュアルと違い、カレンダー調整ピン、ボタンがございません。
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通常見かけるのは、曜日/月・日/ムーンフェイスを独立して調整できるように早送り機能がついており、それらを各自調整してパーペチュアルカレンダーを正常にセットアップします。

IWC・パーペチュアルカレンダーの特徴としてリューズ操作のみでセットアップが完了するという手間をかけないすごい機能です。

【問題として】まるで車でいうところの『ターボやニトロ』のようにお手軽最大パワーが体感できますというような感じですが、時としてそれが・・・そうこの機械を使う上で最大限に注意しないといけない事柄があります。

カレンダー調整の加減ができず、進める事しかできません。合わせる当日よりも行き過ぎてしまうと『戻せない』という事です。

一週間も進め過ぎると、機械のパワーリザーブが無くなるまで待ち、さらに時計の日付が来るまで使うのを我慢しなけばならないわけです。
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IWCさすがです。過去は振り返らないという事でしょうか・・・使うときに表示されている日付を確認すれば問題なしです。少しの慎重さを持って使っていただければと思います。

そして気になるサイズ感ですが、当然80-90年代の時計ですので、ケースサイズは今の平均より小さいですが、ROLEXと比べてもサイズ感に違いは無いように思えます。DSC04523 DSC04524
ケースサイズは36mmですが、ベゼル自体が細く文字盤のサイズが大きいので36mmを感じさせません。今後も十分第一線で使っていける時計です。

まだまだ2月末まで間に合います。パーペチュアルカレンダーとしたら手に入れやすい価格帯のオススメ時計です。

ブレスレットもインヂュニアらしいデザインです。
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ABOUT ME
【宝石広場 店頭スタッフ:時計業界歴30年以上? / 好きなブランド:ロレックス】90年代に本場スイスで時計業界に携わっていました。 最近痛感したのはいつの間にかビンテージ”になってしまった90年代後期の時計達を見ながら、自分がこの業界に入った時は現行新品でしたという現実。 バイクと時計をこよなく愛し終わらない機械式人生を過ごしてます!

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