革ベルトを考える

パネライ用のヌメ革ベルト|今日のクスモト君 

こんにちわ。

こんなに猛暑な日が続いていると革ベルトの時計なんて【汗】【汗】【汗】ですぐ革が傷んでしまいがち・・・。

(でもそんなの関係ねー!)ってことで、こちらでございます↓

こちら、普通の革ベルトではございません・・。もうお気づきですよね?

そう【ヌメ革】なんです!

ちなみにこちらのベルトは、パネライの44mmケース24-22サイズの尾錠タイプ用に作ったベルトで、長さも6時側75mm、12時側115mmと純正ベルトの標準サイズに合わせてます。

そして使用している革は表にはフランス産、裏には日本産のヌメ革を使用しています。

ヌメ革って何??


と言う方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明させて頂くと

1・ 変色と風合

ヌメ革の特徴に、日光などの光によって日焼けしたり、手の脂や汗が染み込むことなどによって変色しやすいことが挙げられます。

変色、というと聞くと聞こえは悪いですが、これは素材の特性上、使い込むと味わいが出てくるということです。

そうした「革を育てる」楽しみを求めて、ヌメ革を選ぶ革好きの人が年々増えています。むしろヌメ革を選ぶ人のほとんどがこの風合いの変化を楽しむためといってもいいくらいです。

特にゆっくりと年数を掛けて大切に育てられたヌメ革の何ともいえない味わい深い風合いは、革好きでなくても魅了されてしまうほどです。

2・丈夫で長持ちする

ヌメ革の特徴といえば何と言ってもその頑丈さだといえます。

但しこれは表面に傷が付きにくいということではなく、素材自体の堅牢さという意味です。表面に付いた傷が革らしい味わいを増すという点では、ある意味お得な素材ともいえるかもしれません。

また、上手に手入れをするとかなり長く使えることも特徴の一つで、これも頑強な素材だからこそ可能な事だと言えるでしょう。

革ベルトを使う前にクリームを塗る

そこで!

実際に革ベルトを使う前にエルメスやルイヴィトンも使用している、このクリームを塗ります。

こちらがクリーム↓

クリームの臭いは皆様のご想像にお任せ・・・。

クリームをまんべんなく革へ塗りこんでいきます!!

このベルトはオイルなどを何も染み込ませていない生革なのでベルトを使用する前にこのクリームを染み込ませ、使用中も当初の2か月くらいは週1で塗りこんであげたほうが綺麗に変色させる事ができ、革の表面にクリームの被膜のようなものもできるので撥水効果も少し出ます。

そして革ベルトの艶出しの効果もあります。

クリームに少し匂いがありますが、気になる方は2日間くらい光の当たらない場所で乾燥させると匂いも飛んでいきます。くれぐれも日の当たる場所で乾燥させないで下さい。ベルトが日焼けしてしまいます。

ちなみにこれが約1年2か月使用したものです。↓


一般的な使用ではなく試しにお風呂に付けて入ってみたり水仕事してみたり、通常は推奨しない使い方をしてみた物です。

一般的な革ベルトでそこまでハードに使うとこんなに綺麗な状態で残ってないはずです。耐久性もかなりのもの!

肝心の色合いもこのくらいになってくるとかなり味わい深くなってきますね。

他の革ベルトとは違い、自分で味わい深い色に育てていきその過程も楽しめる。そんな新しい発想の革ベルトです。

詳しくはスタッフに聞いてみてください。

ABOUT ME
【宝石広場 店頭スタッフ:時計業界歴10年 / 身長178cm・体重74kg / 好きなブランド:オメガ、IWC、セイコー】カメラ・革靴・ファッション・フットボールをこよなく愛し、屈強なフットボーラー達に憧れて日々筋トレに励み休みの日はだいたいカメラを持ってブラブラしてます。アンダー40万円くらいまでの実用性の高い時計が好み。【プライベート所有時計:オメガ 2531.80 / 3551.20・IWC IW354801・SEIKO SBXC003 / 7458-7000】【過去の時計歴:ロレックス エアキング 14000M】

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