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2008年新作ロレックスの『ディープシー』を前作のシードゥエラーと比較|再考 ディープシー

こんにちは若月です。

ロレックスの『ディープシー』をご紹介

ロレックス社がスイスのラ・ショー・ド・フォンで商標登録されてから、ちょうど100年を迎えた2008年のバーゼルワールドにて発表されたロレックスの『ディープシー』を紹介したいと思います。

初めて当店に入荷したのは去年の10月のことです。

個人的にも以前にシードゥエラーを付けていた時期もあり、バーゼルで発表されてからすごく気になっていたモデルでしたので、さっそくチェックしましたが・・・『これは 想像よりも デカイっ!!』 それが第一印象です。

他のブランドでは機能はそのままで単純にケースサイズを大きくしているといったモデルをよく目にしますが、ロレックス社はそうではありません。

前のモデルのシードゥエラー(Ref.16600)との比較を織り交ぜてご紹介してみたいと思います。

【外装】

ディープシーのケース径は43mmで、厚みは17.5mmと迫力のサイズ。また重さは215gもあり、防水性能は3900mです。

シードゥエラーのケース径は40mmで、厚みは15mmです。こちらの重さは147gで、防水性能は1220mです。

【ベゼル】

逆回転防止ベゼルはキズが付きにくいセラミック製です。目盛り部分にはPVD技術によりプラチナを流し込んでいます。

【夜光】

左がシードゥエラー、右がディープシーです。

シードゥエラーは’99年から採用されているルミノバを使用しており緑色に発光します。ディープシーに関しましては、(アワーマーカーが大きくなってもおりますが・・)夜光は明るくブルーに光る新開発の発光素材が採用されております。

【ムーブメント】

ムーブメントはどちらのモデルもCal.3135を搭載しておりますが、ディープシーにはロレックス社が開発した耐磁素材のパラクロムをヒゲゼンマイに採用しています。

そのパラクロムヒゲゼンマイは耐磁時計のミルガウスにも使われています。

 【リングロックシステム】

ディープシーにはこれまたロレックス社が新開発した『リングロックシステム』が採用されています。
今までは機密性の高いオイスターケースの開発やねじ込みリューズ、パッキンなどの開発によって時計の外からの“水”の進入を防ぐという考え方でしたが、今回、ロレックス社が特許を取得したこのシステムはまさに逆転の発想で考られています。

上から、最大厚み5.6mmのサファイアクリスタルガラス中間にムーブメントを一周する幅3.5mm、高さ5.7mmのSS製リングそして一番下の裏蓋にはチタン合金でサンドウィッチにすることで水圧が強くなればなるほど機密性が高まる構造になっています。

【バックル】

ダイバーウォッチには必要不可欠なエクステンション機能ですが、このバックルにも改良が加えられました。バックルのダブルロックを外した状態で、グライドロック・クラスプのセンターパネルを上げることで容易に微調整ができるようになりました。

ウエットスーツの上から時計を着用する為にもう一段階のエクステンションも装備されています。

ロレックスの最先端の技術の結晶とも言えるこのディープシーをぜひ一度、店頭でお手にとってご覧下さい。

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