皆様こんにちは!!今年の契約更改も一発でサインした(戦力外通告されずに良かった…。)店頭スタッフ淵田です( ´_ゝ`)ノ
ハロウィーンのお祭り騒ぎも過ぎ去った渋谷は少し寂しい感じもしますが、もうすぐクリスマスで慌ただしくなることでしょう。体調管理を怠らず、有意義な年末年始を迎えられるように今年のラストスパートと参りましょう!!∩( ´∀`)∩ドウゾ (っ´∀`)っ))ヨロシク
さて、しばらくブログで野球ネタに絡めてやり過ぎていたので今回は真面目に且つ私の願いを込めた内容をお送りいたします。あくまでも私の個人的な予想(妄想)プラスかなり初歩的な内容ですのでご存知の方が多いかと思われますがご了承くださいませ m(*T▽T*)m オ、オユルシヲ・・・
先日豊島区の某居酒屋でそこの店長T君(私の幼馴染)とボトルキープしている金宮をいつものようにシークヮーサー割で飲みながらあーだこーだ話していた時です。彼が私の腕に目をやり「俺もロレックス欲しい!」と急に言い出しました。彼には10年以上前からどの時計は良いとか悪いとかそんな話ばかりしておりかなり時計に対する興味関心をあおっていたのですが、それが最近爆発したようですm(。≧Д≦。)m
ところが「ロレックス種類多いし、同じ型番なのに全然金額違うからどれ買って良いのか分からない!!」とのことです。さらに「万が一手放すときあんまり値落ちしないやつが良い。」とか…。そのワガママ…叶えましょう!!! (L゚ο゚)L ハッハッ
それは……。
この記事の目次
エクスプローラーII Ref.16570 を買うべきでは
でーす!!!!(o゚ロ゚)ノ‥‥…━━━━━☆||:3ミ
ではなぜ5桁型番なのか?なぜRef.16570なのか?その理由を紐解いていきましょう。(‘-‘。)(。’-‘)。ワクワク
「なぜ今5桁型番なのか?」
近年6桁型番も第2世代に突入しており各モデル様々なモデルチェンジが行われております。デイトナはRef.116520からRef.116500LNになりベゼルがセラミック化し、シードゥエラーはRef.116600からRef.126600になりケース径が40mmから43mmにサイズアップし、新型基幹キャリバー3235が搭載されました。
さらにオイスターフレックスというラバーコーティングされたブレスレットを装着したヨットマスターRef.116655が登場。エクスプローラーとヨットマスターⅡは型番こそ変わらないものの、外装部で目に見えてわかる変化をしてきています。
デイトナ
⇒⇒Ref.116520 Ref.116500LN
シードゥエラー
⇒⇒Ref.116600 Ref.126600
エクスプローラー
⇒⇒3・6・9の部分にクロマライトが塗られました。
ヨットマスターⅡRef.116680
⇒⇒インデックスと針の形状が変わりました。
ヨットマスターRef.116655
マットブラックのセラミックベゼルとオイスターフレックスブレスレットを装着したニューモデルです。
値段が大きく変わっている
このように色々様変わりする中で一番大きく変わっているもの…そう…値段です!!w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!!
デイトナを例に挙げると、Ref.116520白文字盤が10年前の2007年当時、当店新品価格¥1,180,000-
ところが現在、当時新品のZ、M番台の個体が中古相場で¥150万位で販売されているものが多く、これがランダム番の2016年のギャラ付属の個体になると中古相場¥170万~¥180万で販売されており、中には¥200万を超える強気な値付けをしているものも見かけます。
これを5桁型番のRef.16520で見てみると…。
2007年当時S、W、T番の中古相場が¥110万~¥140万くらい。Pの最終品番で¥180万くらいが相場でした。
ところがここ最近のRef.16520の相場がすごい!!S、W、T番で通常モデルでも¥200万、W番ブラウンアイになると¥450万を超えるものまで出てきます!!(⦿_⦿)
さらに2007年¥180万が相場だったP番も¥300万くらいが相場になってきており、まさに青天井の爆上げ状態なのです!!(゚Д゚ノ)ノ
もうこれより上がるかと思うとちょっと怖いです…。(・Д・`)
お分かり頂けたでしょうか?「5桁型番爆上げの法則!!」これこそが今5桁型番を手にする最大のメリットなのです!!これで前述の居酒屋店長T君のワガママ「万が一手放すときあんまり値落ちしないやつが良い。」はクリアです(ᅙωᅙ)
次の疑問「なぜRef.16570なのか?」
前述のとおり5桁型番が狙い目なのは皆様ご理解いただけたと思いますが、「いやいや、すでに値上がってて買えないじゃん!! ( `Д´)ノ」 と居酒屋店長T君も怒っています。
エクスプローラーⅡというモデルで考えると、Ref.1655に始まり、Ref.16550アイボリーなどヴィンテージ界で超々人気型番も存在する誰もが知っているモデルですが、この2つは前述のデイトナRef.16520のように爆上げ済で安くても¥200万くらいが相場になっているので今から手に入れるのは私やT君のような一般人からするとちょっと現実離れしています。(ホントは私もRef.1655マーク2が欲しい…。(´・ω・`))
ところがどっこい!Ref.16570はハッキリ言って安い
当店在庫の中古ロレックスはコチラをご覧ください。
白文字盤A番¥538,000- 白文字盤Z番¥618,000- 白文字盤Y番未使用880,000- 黒文字盤A番¥498,000-(価格は執筆時の価格です。売り切れてしまった商品もあるのでご容赦ください…。)
Y番未使用品はデッドストックなので相場より高いのですが、モノによっては¥50万を下回る個体も出ています!!時計全体の相場が上がってしまった今となっては¥50万以下で買えるスポーツロレックスは希少です!!(*・∀・)/
同じ型番なのに全然金額違う
ここでT君のもう一つの疑問「ロレックス種類多いし、同じ型番なのに全然金額違うからどれ買って良いのか分からない!!」が再燃します。
実際A番とZ番同じRef.16570白文字盤にも関わらず¥8万の差が出ています。これを紐解く鍵が「○番」。シリアルナンバーの頭に刻まれているアルファベットで判別できるおおよその製造年代です。
シリアルナンバーによる年代特定に関しては諸説あり、ロレックスの公式情報というわけでもないのであくまで目安ですが、当店のデータの蓄積から考えるとかなり正確なはずです。
ある程度最近のシリアルですと以下のようになります
- A…1999年
- P…2000年
- K…01年
- Y…02~03年
- F…04年
- D…05年
- Z…06年
- M…07~08年
- V…09年
- G…10年
- ランダム…10年末頃から現在
G番までは頭にアルファベットが必ず入り、その後数字6桁で計7桁のシリアルナンバーでしたが、2011年以降は完全にランダムになり数字とアルファベットがごちゃまぜの8桁に変わりました。ですのでランダム番はギャランティカードの日付の記載から探るのがまず第一の年代特定になります。
A番とZ番で何がそこまで変わるのか
ではA番とZ番で何がそこまで変わるのか?淵田のS番93年製造も混ぜて以下の画像で比較してみましょう。(`・ω・´)/
左が淵田のS番、真ん中がA番、右がZ番です。もう少し寄って見ましょう。
文字盤が違う
S番93年製造
A番99年製造
Z番06年製造
それぞれ腕に乗せるとこんな感じです。
S番93年製造
A番99年製造
Z番06年製造
S番時代は夜光塗料にトリチウムを使用しており、さらに写真の個体は経年変化でベージュにヤケているので一目で古い年代だと判りますが、A番とZ番の違いはよーく見るとフォントや6時位置の「SWISS MADE」の表記が違うのですが、正面から一瞬見ただけだとほとんど判りません。
これより後の年代のものになるとルーレット刻印が入り、正面の見た目もまた変わるのですが、現在在庫が無くてスミマセン…。( ̄ロ ̄lll)
ブレスレットが違う
外装の最大の違いはブレスレットに有ります!!
上の並びと同じく左からS、A、Z番です。S番はシングルロックですがAとZはダブルロックになり、より外れにくい構造になりました。
フラッシュフィット(エンドピース)が違う
さらにケースとブレスレットの接続部分、フラッシュフィットと呼ばれる部分に着目しましょう(。・ω・)ノ゛
S番93年製造
A番99年製造
Z番06年製造
S番とA番はフラッシュフィット別体構造でラグの側面に穴が開いていますが、Z番はフラッシュフィット一体構造になっており、堅牢度が増しています。
マイナーチェンジが多いので同じ型番でも仕様や値段が違う
Ref.16570は1991年から2011年までの20年間製造されていた息の長いモデルですので、同じ型番でも年代によってこのようにマイナーチェンジが幾度となく施されており、それ故に年代によって値段に差が生まれるのです。
結局どれを買えば良いのか?
では、「結局どれを買えば良いの!?」とT君もソワソワしてきたのでお答えします。
それは「ランダム番2011年ギャラ付属」←モノが無くて本当にすみません…。もしくは「できるだけ古い白文字盤」です!!ヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノ
エクスプローラーⅡは2011年にRef.216570にモデルチェンジしていますが、私は未だ改良の余地が残されているモデルと勝手に思っております。
それはベゼルがセラミック化されていないから!!ロレックスのファンページで最も有名な「ROLEX PASSION REPORT」の今年のバーゼル予想にこんな画像がありました。
さらに当店WEBスタッフ馬場が今年の頭のブログで紹介していた加工画像
コレ絶対来るでしょ!!Σ(っ゚Д゚;)っデイトナのベゼルをセラミック化したのにエクスプローラーⅡのベゼルをセラミック化しない理由がない!!しかもさらにオイスターフレックスブレス装着されちゃうんじゃないですか!?
キャリバーの問題があるので順番的にはGMTマスターに新型キャリバーが搭載されるはずなので、その後2021年のエクスプローラーⅡ誕生50周年に合わせて出てくるんじゃあないのと!?(゜ロ゜)
新型発表からの理想のストーリー
そうなるともう後はいつもの流れです。新型キャリバー搭載モデルは赤シードRef.126600にならってケース径43mmになる⇒最後のSSベゼルだったRef.216570の最終品番が高騰する⇒Ref.216570でも大きかったのにさらに大きくなってどうすんだ!!40mmがベストだ!!⇒最後の40mmだったRef.16570の最終品番が高騰(◎ー◎;)ハイ、「ランダム番2011年ギャラ付属」爆上げ!!
そしてこのストーリーには続きがあります(°◇°;)
新型がリリースされ価値が見直されたRef.16570の初期品番。特にS番までの前期型の白文字盤にRef.16550アイボリーのような経年変化が強く出てくる個体が出てくる⇒「ROLEX PASSION REPORT」でその経年変化にお洒落な名前がつく⇒Ref.16570初期型の値段が爆上げして最終的にRef.16520ブラウンアイみたいな相場になる∩(≧∇≦)∩ハイ、「できるだけ古い白文字盤」爆上げ!!
これが私淵田の理想のストーリーです(笑)(●´艸`)つまりS番シングルトリチウムを持っている私ウハウハという半ば妄想です…。
まぁこの妄想はさておき、経年変化が強く出て相場が高騰するのは白文字盤に多い傾向ですので、エクスプローラーⅡでそこを狙うなら白文字盤がオススメです!!
生産終了した古いロレックスは相場が上がりがちなので、今のうちに!
現行品番も年々高騰を続けるロレックス。生産終了した古いモデルが入手困難になり相場が上がるのはこの業界の常でございます。まだ手の届く値段のうちにご検討下さいませ。(○´∀`○)ノ
それでは私はこのブログを見せに豊島区の居酒屋にボトルキープしている金宮を飲みに行ってまいります。長々お付き合いいただきましてありがとうございました。また次回のブログでお会いいたしましょう!!(*人´-ω-)