映画と時計

映画と時計⑥ 【掛け時計】

こんにちは、営業部の清水です。
6回目となった映画と時計シリーズ、今回は…、不朽の名作で、ホラー映画の金字塔『シャイニング』

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画像引用 : 1980 / The Shining / Warner Bros.(IMDb

ホラーは苦手なんでこれまで避けてきましたが、シャイニングはジャックニコルソンのこの顔↓↓↓

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あまりに有名ですよね。内容を知らない頃は、ニコルソンが殺人鬼?凶悪犯?か何かで追っかけまわす~みたいなとこなのかしら、くらいで、でもすごい狂気を感じてました。(完璧主義のキューブリックは、このたった2秒の表情を撮るのに190テイク以上費やしたそうです)

すっごい興味あるけど、怖いんなら観ない!と遠ざけたにも関わらず、観るきっかけになったのがコチラ↓↓

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(掛け時計:Chris Dimino作 『Cuckoo Clock』)

デザイナーのクリス・ディミノさんが作った鳩時計で、販売はされていませんが、この人間部分のなんかちょっと雑というか甘い作りこみ感がグロテスクで…。とくに肌の質感?がヌラヌラしててすごい怖い。ウェンディの左腕なんか曲がってるように見えますけど。

しかも!鳩時計なんで、1時間ごとにドアの割れ目からニコルソンが不気味な形相の顔を出し超有名な「Here’s Johnny (字幕だと謎の「おコンバンハ」)」と言うそうです!うるさい!

見れば見るほどこの時計がなんだかおもしろくて、観ましたよ、シャイニング。怖すぎて一気に観れなくて2回に分けました。

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機械的に続く単調な効果音(人の鼓動音ぽかったり、雪の音だったり)、画面中央奥に遠近消失点のある構図(長い廊下のシーンなど)、ニコルソンの真下からのアオリでの撮影などなど、印象的な演出が本当に素晴らしい!

雪に閉ざされた広い広いホテルの中、たった3人で暮らすなんて怖すぎて私は絶対にお断りですが、小説家志望のジャックは、収入と、執筆に集中するための環境を欲して冬の間ホテルに住み込みで管理人として働くわけです。あらすじはもう有名すぎるほど有名なので割愛しますが、

ニコルソンが狂っていく様が…!!

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コレ↑が      こう↑なる

( ゚д゚)  !?

ついにホテルに取り込まれてご臨終と相成りました…。(わ、笑いどころ!?と思ってしまいました…。ゴメンナサイ。)

ものすごい怖かったけど、スプラッタとかオバケじゃなく、人間の狂気を複雑なストーリーと演出で魅せてくれたので、もう一度観たい!思った作品でした。最後に、両親にまっっったく似てない天使すぎるダニー。

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6歳児にしてこの憂いを帯びた表情!!天晴!!

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