映画と時計

映画と時計⑯ 【時計修理】

こんにちは、営業部の清水です。
今回はタイトルに「時計」がついた作品をご紹介。『ダブリンの時計職人』です。

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引用:2010 / PARKED / Ripple World Pictures Ltd – Helsinki Filmi Oy
アイルランド・フィンランド / 日本配給:UPLINK(IMDb

失業してしまった時計職人フレッドは、傷心のまま故郷ダブリンに戻り、職も家も身寄りなく、
海辺の駐車場で車中ホームレスとして生活し始めます。

生活保護やシェルターへの申請も断られ失意のフレッド。同じく駐車場生活をしているドラッグ依存症の青年カハルと知り合い、共に行動するようになります。

塞ぎ込んでいたフレッドをジムに連れて行ったりドライブしたり少しずつフレッドは明るい気持ちを取り戻し、ジムで知り合った女性に恋をしたり、社会に復帰するために積極的に行動するようになります。ところがカハルにドラッグ売買のトラブルが起きて…。

地味~な内容で、日本で有名な俳優さんはひとりも出てなく公開劇場もミニシアターと、小さいですが良い作品でした。ほっこりしたり、切なくなったり。人生は楽しいけど難しい。

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作中、フレッドが時計を直すシーンが何度かあります。恋した女性の元夫と別れた時のまま止まった置時計や、カハルが父親にもらってずっと持っている腕時計。壊れても止まっても捨てることができず大事にしている時計をフレッドが直すことでまた持ち主の時が動き出すように、少しだけ前に進むきっかけになる、素敵なシーンです。

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こちらの作品、原題は「PARKED」
これは「駐車された」という意味で、要は駐車された車で暮らすホームレスってことですね。それを『ダブリンの時計職人』なんて洒落てるじゃありませんか。

このように良い邦題がつけば良いですが、中には「はぁ~!?」と叫びたくなる邦題もあるわけで、よく見るのがラブコメやロマンスもので「~の方法」だとか「最後の~」だとか「~の恋人」だとかま~多い多い。原題のカタカナ読みじゃダメなんですかねぇ。

なお配給のUPLINKさんは渋谷の松濤にあります。いつも素晴らしい良作を日本に持ってきてくれる本当に貴重なミニシアターです。

当店にお越しの際は、お帰りにでもぜひUPLINKさんで良い作品に触れてみてはいかがでしょうか。

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