こんにちは営業部の清水です。
今回は2000年の『スペースカウボーイ』です。
画像引用 : 2000 米 / Space Cowboys / Warner Bros.(IMDb)
ジジイだらけのジジイのためのジジイたちで宇宙に行こうぜ!な、イーストウッド監督主演の、ジジイが明るく元気に大活躍している楽しく観られる作品です。
40年以上前、アメリカ空軍のパイロットとして宇宙へ行くはずだったチーム・ダイダロスは、計画が変更され宇宙へ行くことは叶わずに、それぞれ技術者として勤務、そして退職し、余生を送っていました。
ある時、ダイダロスのメンバー/フランク(イーストウッド)はNASAに呼び出されます。古いシステムが搭載されているロシアの通信衛星「アイコン」が故障し、それを修理できるのはかつてシステムの設計に関わったフランクのみのため、修理依頼を受けます。
修理のために、チーム・ダイダロスを宇宙に行かせろとフランクは言います。修理技術だけを現役のパイロットに教えさせるつもりだったNASAはこの申し入れを当然拒否。
しかしフランクは若かりし頃の夢を仲間とともに叶えようと引き下がりません。果たして!シニアチーム(当時の出演俳優の合計年齢255歳/平均64歳)のダイダロスは宇宙へ行けるのでしょうか!?
そもそも宇宙に行くのに何億もかかるのに、1度も宇宙に行ったこともなく、とっくに現役を退いた60オーバーのシニアを多大なリスクを背負って宇宙に飛ばすなんて非現実的とも思えますが、そこは深く考えずに頑張るおじいちゃんたちを温かい目で見るのが正解です。
女の子に軽口きいても嫌味がなく、なんだか許せてしまうのも、老齢のイケてるジジイだからこそでしょう。老眼だろうと関係ない!ワイルドに、ときにお茶目に、楽しみながら宇宙を目指す、老いた「カウボーイ」たちは微笑ましいことこの上ないです。
俳優陣がまた豪華ですね。主演のイーストウッド、宇宙人ジョーンズ(トミー・リー・ジョーンズ)、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナーと、ベテランが揃っています。
イーストウッドがロレックスのデイトジャストと、宇宙人ジョーンズがブライトリングのナビタイマーを着けています。
宇宙人ジョーンズは曲芸パイロット師という役柄ゆえのナビタイマーですかね。他の脇役たちもロレックスやスピードマスター、タグ・ホイヤーと、メジャーな時計が多く登場しています。
世界初の航空計算尺付クロノグラフとして誕生したナビタイマーは、いまなおパイロットウォッチの代表のひとつとして根強い人気です。