ジングルベル、鳴らしてますか?
せっせと髭を伸ばしてクリスマスに備えている方も、そうでない方もこんにちは。
店頭スタッフのスギモトです。
『鳴らしてるよ!』という方、残念。
『ジングルベルってどんなベルやねん!』と突っ込んだ方、正解です(多分)。
“ジングルベル”という名の鈴があるのかしら、と思いきや、
ジングル=Jingleとは「チリンチリン鳴る」といった意味の単語らしく…
つまり”ジングルベル”などというベルは存在しないのです!!(多分)
…もしかして知らなかったのは私だけ?
そんなクリスマスパーティで使える(時計に1mmも関係ない)うんちくをゲットしたところで、ようやく本題に入ります。
前回のブログで時計サイズについて書きました。
しかし、そのサイズについて以前から気になっていたことがあるんです。
『メーカーの公称サイズってどこで測ってんの?』
昨今、モデル名にサイズ表記が入っている時計が多いです。
デイトジャスト41とか…クロノマット44とか…。
果たしてそれってどの程度合ってるんでしょうか。
というわけで、今回はこのメーカー公称サイズの謎に迫ってみたいと思います。
あ、①とか書いてますけど多分②は一生やらないと思います。年一だし。
最初はパネライです。
この記事の目次
ルミノールベース LOGO PAM00000
OPロゴが光るシンプルな時計です。
公称サイズ:44mm
確かに我々も44mmケースと呼んでいます。
その実態は如何に?

おおー!ケースの6時-12時方向できっかり44mmでした!
これは分かりやすい。
*ちなみにリューズガードを含めた3時-9時では約50mmでした
次はタグホイヤーを測ってみましょう。
モナコクロノ キャリバー12 CAW2114.FC6177
タグホイヤーではモナコが一番好きです。
ブルーも良いですが、黒文字盤だとグっと締まります。
公称:39mm

測り易い3時-9時で39mmを記録しました。
…あれ?もしかして全部こんな感じなのかしら??

クロノマット44 エアボーン クロノマット誕生30周年記念モデル A005G86PA
サテン仕上げのベゼルが渋いクロノマットです。
ピカピカし過ぎないので好きです。
公称:44mm
そりゃそうです。

43.2mm…?
44じゃないじゃないか!これじゃあ「クロノマット43.2」じゃないか!!
小数点切り上げ的なことなんでしょうか??
まぁ確かに「クロノマット43.2」は呼び辛いし、売れなさそうです。
次はウブロへ。
ビッグバン アエロバン カーボン 311.QX.1124.RX
フルカーボン仕様で、そのサイズに似合わず軽~い仕上がりです。
重い軽石より軽いと思います。
公称:44mm
ノギスターイム!

42.5mm?

47.9mm??

50.6mm???
どこをどう測ったら44mmになんねん!!!
(関西出身じゃないのにエセ関西弁が出るのは、クリスマスだからです)
うーんわからん、42.5mmを切り上げても43mmだし…。
無理矢理44mmっぽいところを探すと、

この辺?かなぁ…?
でも大丈夫!最後はロレックスだから!
デイトジャスト41 126333
これも分かり易い!何せ「デイトジャスト41」という名前ですから…
公称:41mm
信頼と実績のロレックス。キングオブ時計のロレックスですから、本当は測るまでもないんですけどね。

39.3mm
なんじゃそりゃ。
それっぽいところ探すと…

41.5mm。
う~ん、なんか納得いかないけど…。
本日の結論!
【公称サイズは、(ブランドにより)適当っぽい。】
“っぽい”ってところが大事ですからね!ブランドの皆さん怒らないでくださいね!
それでは、私は壊れて仕方なく買い替えた自宅のテレビ(つまり自分へのクリスマスプレゼント)を受け取る用事があるので、途中退社します!(希望)
メリークリスマス!