みなさん、こんにちは。 アフターサービスのコジマです。
気がつけばもう5月5日。 ”子供は風の子”といいますが、”大人は火の子”と続くそうです。
だから、最近家で寝てばかりになっているのはきっと仕方のない事だと思うのです。
愛犬のお腹が気持良すぎるのがいけないのです、、、。

さて、今回お話をしますのは電波時計についてです。
電波時計はが正確な時刻を指すのは、元になっている原子時計の時刻を
日本には2箇所ある送信施設があり、その電波を時計が受信することで
ズレを修正しているためです。
もともと普通のクオーツ時計としての機能も持っているので、受信ができなくても
動作はしますが、精度に大きな差が出てきます。
普通のクオーツ時計で大体1ヶ月に15秒くらいのズレが出るのですが、
原子時計の精度は高精度のものだと3000万年に1秒とのこと。
というか、1秒の長さを定義付けしているのが今では原子時計なのです。
ここまでくると、時間のズレってなんだろうって気にもなってきますが、
今回のお話の本題は、この時刻を修正しているのは電波だ、ってことです。
電波の送信所は2箇所。

時計のモデルにもよりますが、電波時計は1日に数回自動受信をして修正していまして、
それでもダメだと翌日の自動受信までは普通のクオーツ時計として動きます。
携帯電話なんかでも受信がうまくいかないような、鉄筋ビルの中だったり、地下だとやっぱり
受信ミスになりがちです。
ここで、です。
問題になるのが、おおたかどや山の送信所です。
上の地図を見て気がつく方も多いと思いますが、原発のすごい近くです。
どれだけ近いかって言うと、

ちょっとわかりづらい上に画像をいじったら縮尺も狂ってしまいましたが、
発電所から20Km圏内です。
3月の地震後送信が停まっていましたが、4月21日にどうにか送信を再開していました、、。
ですが。
1週間もたたないうちに25日。落雷を受けて送信が再度停止。
しかもその時すでに警戒区域に指定されて立ち入ることもできなくなってしまいました。
何もこんな時にって気もしますが、現在復旧は未定のようです。
腕時計の時間を毎朝・毎週合わせている方、元にしている時計の時刻、あっていますか?
たまに電波時計などの置時計もチェックしてみて下さい。