修理・アフターサービス

【理想】ままならない【現実】

 

アフターサービス部のコジマです。

みなさんの年末年始はいかだでしたか?
私は友人間で恒例となっている忘年会・新年会・運試し兼おみくじ代わりの
福袋の買い込み・・・etc・etc・・・・・・・・・

それなりに楽しく過ごしています。

ところで福袋。

毎年友人と買いあさり、それなりに使える物が入っているかどうかで
年初めの運勢を見ることにしています。

今年の結果は、、、。
r0011851

 

 

 

 

  

 ・・・・・・・・・・・・用途不明のバックが1つ。
サイズと形を見ると書類バック?

でもこのデザインはちょっとひどい。

ここ数年まともに使える物ばかり当たっていたので、衝撃の度合いが大きいです・・。

なかなか、希望通りの結果とはいきませんね。

 

 

 

ぐちっても仕方ありません。
時計の話をします。

理想と現実。
それは時計においてもままあることです。

何が言いたいのかというと、精度のお話です。
有名なc.o.s.c.クロノメーターってありますね。
r0011847

 

 

 

 

 

 時計の精度試験のひとつですが、なかなかに厳しいテストを行っています。
具体的には
5つの姿勢差(ポジション)と3つの温度差で、15日間かけてムーブメントの精度が
検査され、日差が-4~+6秒以内という精度が求められます。
項目

  1. 垂直・12時位置下向き(0-2日目)
  2. 垂直・12時位置右向き(3-4日目)
  3. 垂直・12時位置左向き(5-6日目)
  4. 水平・文字盤側下向き(7-8日目)
  5. 水平・文字盤側上向き(9-13日目)
  6. 再び垂直・12時位置下向き(14-15日目)

(20mm以下のムーブメントは-5~+8秒以内)

当店では遅れないように、との考えから
クロノメーターを取得している時計は+0~8秒を基準としています。

・・・・・・・・

さて、ココからです。

試験は、ムーブメント・機械の状態で行われています。
実際使うとき試験とは違って、腕につけて使われます。

ここ、大事なポイントです。

試験では5つのポジションで計測をしますが、実際使っているときの状態はもっと複雑です。

そのうえ。
時計をしているときは、じっとしているわけではありません。
歩いたり、時には走ったりして使っていますよね。

時計の精度を保っている部品はとても小さく細いため、
ちょっとの腕のふりでも割と影響を受けてしまいます。

とうぜん、試験されたものであっても、使えば精度のブレが出てきます。

ある程度は仕方ないのでしょうが、1日数分進み・遅れが出るようでは困ります。

そこで。
当店で精度を見る時は、まずこちらの計測器で計測しています。
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設定した時間ごとの平均日差を数字でさっと出してくれる
とても便利かつ無いと困るものですが、、、。

実測すると少しずれます。

計測器は数秒間の平均を出していますが、時計の内部には24時間に
2回転しかしない歯車もありますし、
日付がついていれば1日1歯しか動かない歯車だってあるのです。
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 そこで最終的な検査をするときには、実測をメインとしています。
計測器を見ながら調整して、だいたい2週間くらい時計を動かして
時間の遅れ・進みを見ます。

もしもお使いの時計に時間の遅れや進みが気になるとき。
お気軽にお声をかけてください。
計測するだけならすぐできますし、そこで何か見つかるようなら修理のご提案を
させていただきます。

新年早々やたらと文字ばかりになってしまいましたが、、。
今年もよろしくお願いいたします。

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