修理・アフターサービス

【見れば見るほど】時計修理【新しい発見】

みなさん、こんにちは!
アフターサービス部のコジマです。

あったかくなってきて外を出歩くのが楽しい季節になってきましたね。

そんななか、京都旅行へ行ってきました。
photo

旅行で色々なところへ行き、旅先では地元の方にお勧めを聞きつつ

ぶらぶらするのが好きなんです。
photo-1

なかでも京都は、行くたびに前回とは違った発見があって面白いですね。
たまに修理品が京都から送られてきますとちょっとうらやましかったりします。

さて、時計でも。
たいていの症状は見たと思っていてもいまだに新しい発見があったりします。

今回お話させていただくのはこちら。
r0011865
ブルガリブルガリ。Cal2892-A2
手巻きの調子がおかしいとのこと。

手巻きの調子がおかしいって言われると、
大抵は自動巻き機構の歯車が油が切れていたりするんですが、コレはちがう。

まず
裏蓋を空けて
r0011869

自動巻きをはずしてみる。
r0011870

自動巻き機構は何もなさそうなので、
1番受けをはずしてみると、、、

???
これは、、、
r0011871

思いっきり削れてますね。

r0011872

当たっている部品を見ると。
r0011884

見事にぱっくり割れていました。

r0011877

コレじゃまっとうに手巻きなんかできるはずないです。

普段手巻きに違和感という症状を聞きますと
数箇所の原因を思い浮かべられます。

が。


今回の部品破損は見てみるまでまったく思い浮かびませんでした。。。

まだまだ、勉強が足りません。。。。

それでも、いや、それだから!

皆さまの大事な時計をしっかりと修理をするため日々勉強、です。

お使いのお時計に気になる点などございましたらどうぞお気軽にお声をかけてくださいね。


LINEでお問い合わせ

スタッフが直接ご返答します!友だち登録をして、お気軽にメッセージを送信ください。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。