みなさん、こんにちは!
アフターサービス部のコジマです。
あったかくなってきて外を出歩くのが楽しい季節になってきましたね。
そんななか、京都旅行へ行ってきました。
旅行で色々なところへ行き、旅先では地元の方にお勧めを聞きつつ
ぶらぶらするのが好きなんです。
なかでも京都は、行くたびに前回とは違った発見があって面白いですね。
たまに修理品が京都から送られてきますとちょっとうらやましかったりします。
さて、時計でも。
たいていの症状は見たと思っていてもいまだに新しい発見があったりします。
今回お話させていただくのはこちら。
ブルガリブルガリ。Cal2892-A2
手巻きの調子がおかしいとのこと。
手巻きの調子がおかしいって言われると、
大抵は自動巻き機構の歯車が油が切れていたりするんですが、コレはちがう。
まず
裏蓋を空けて
自動巻きをはずしてみる。
自動巻き機構は何もなさそうなので、
1番受けをはずしてみると、、、
???
これは、、、
思いっきり削れてますね。
当たっている部品を見ると。
見事にぱっくり割れていました。
コレじゃまっとうに手巻きなんかできるはずないです。
普段手巻きに違和感という症状を聞きますと
数箇所の原因を思い浮かべられます。
が。
今回の部品破損は見てみるまでまったく思い浮かびませんでした。。。
まだまだ、勉強が足りません。。。。
それでも、いや、それだから!
皆さまの大事な時計をしっかりと修理をするため日々勉強、です。
お使いのお時計に気になる点などございましたらどうぞお気軽にお声をかけてくださいね。