今回は、新しい時計ブランド【ノルケイン】をご紹介いたします。
人とかぶらない新しい時計ブランドを探している方や、新社会人の方にオススメなブランドです!
ノルケインの最大のセールスポイントは、新しいブランドとは思えない人とモノの圧倒的なポテンシャルの高さです。

”スイス時計界のレジェンド”や”スイス時計界のサラブレッド”が集結した経営陣。
ミドルクラスとは思えないコスパに優れた100%スイス製のハイクオリティな時計。
スイス最高峰ムーブメントメーカー”ケニッシ社”とパートナシップを結び共同開発。
製品発表後すぐに名門時計店で販売が始まり、現在も世界12カ国70店舗へ拡大中。
バックボーンの凄さと将来性の高さから注目された「ノルケイン」は、スタートより5年ほどの新ブランドでありながら驚異的なスピードで飛躍を遂げています。
まだまだ日本では知名度が低いですが、今後が期待されるブランドですので是非ご覧ください!
世界中で話題の時計ブランド「ノルケイン」とは
【ノルケイン NORQAIN】は、2018年にスイスで創業した新しい時計ブランドです。
数ある時計ブランドの中から、いきなり注目の存在となった理由を詳しく解説いたします。
時計ブランド「ノルケイン」ヒストリー
ノルケインの歴史は、まだまだ新しいブランドのため数えるほどしかありません。
【ノルケイン NORQAIN 】
[2018年3月] スイス時計産業の中心地ビエンヌのニドーにて創業
[2019年1月] 初代の時計コレクションを発表
[2020年2月] ムーブメント製造メーカー「ケニッシ」社と開発したムーブメント発表
[2021年12月] スイスの山岳リゾート地のツェルマットに公式ブティックをオープン
[2022年6月] 時計界のレジェンドであるジャン−クロード・ビバー氏が経営に参画
2018年に、フランスとの国境に近いスイスのジュラ山脈の麓にあるベルン州ビエンヌ中心の街「ニドー」で、起業家のベン・カッファー氏によりノルケインが創業します。
創業地の「ニドー」という街は、ジュネーブ・チューリッヒ・バーゼルといったスイスの国際観光都市と違って日本では知る人ぞ知る存在なのですが、時計産業界では非常に有名で重要な存在です。
ニドーのある「ビエンヌ」は、澄んだ空気とビール湖の豊富な水により、スイスで時計産業が興った18世紀頃より、小さな工房から巨大な工場まで時計関連施設が数多く集まることから”スイス時計産業のメッカ”と呼ばれています。
オメガが1880年に本社を設立し、現在はスウォッチグループも近代的で巨大な本社を構え、ロレックスも心臓部であるムーブメントの開発や製造拠点を創業以来ずっと置いていることから時計ファンには有名な街となっています。
時計ブランド「ノルケイン」のポリシー
スイスの時計産業中心地ビエンヌで生産されるノルケインの時計は、スイスの伝統的な時計産業をリスペクトした100%スイス製の”SWISS MADE”にこだわって作られています。
そして、職人による細部までのハンドメイドによる丁寧な仕上げと自動巻きムーブメント搭載の機械式時計のみを生産しています。
N O R Q A I Nというブランド名は下記に由来する造語です。
N = NEW | 新しい世界に目を向け |
---|---|
O = OPEN-MINDED | 柔軟な思考と |
R = REBELLIOUS | 立ち向かう気概で |
Q = QUALITY TIME | 瞬間、瞬間に情熱を注ぎ |
A = ADVENTUROUS | 未知へ挑み続ける |
I = INDEPENDENT | 自分らしい生き方を探し求め |
N = NICHE | 誰にも似ていないことに誇りを持つ |
NORQAINというブランド名には、ノルケインのユーザーである”ノルケイナー”に向けて、そびえ立つ高い壁を越えようとするチャレンジングスピリットをかきたて、その先にある自分らしさと無限の感動を得ることを表しています。
スイス時計産業の伝統を後世に継承するため、スイスの独立企業として独自の道を進むという決意が込められた、正真正銘のスイスメイドでありながら質実な価格の時計。
ブランド名「NORQAIN」の精神は全ての時計に込められていて、2つのNを重ねてアルプスの山頂をイメージしたロゴマークからも、高い壁へ挑戦する姿勢が表れています。
「ノルケイン」が話題となった理由
デビュー間もない「ノルケイン」が、いきなり話題となった理由は以下の2つです。
スイス時計界のレジェンドやサラブレッドが集結
ノルケインは、現在の時計業界の三大勢力である<スウォッチ・リシュモン・LVMH>どこのグループにも属さない独立系と呼ばれる時計ブランドです。
生産から販売まで強力なネットワークを形成するメジャーブランドと異なり、職人のスキルが発揮される手作業の工程が多いため生産本数が少なく、デザインや機構にオリジナリティあふれる独創的な時計を生み出すインディーズな存在が「独立系ブランド」です。
そして、ノルケインは「独立系ブランド」で有りながら、経営陣に壮々たる面々が並びます。
マーク・カッファー氏
創業者の父であり、長年スイス国内で時計の製造から販売まで深く関わり、現在もCEOやスイス時計協会の役員を務める業界の重鎮的な存在。
ベン・カッファー氏
スイス時計界に長年従事する父親の背中を見て育ったノルケインの創業者で、ブライトリングでブランドマネージャーを務めた人物。
テッド・シュナイダー氏
ブライトリングの五代目CEOを務めたセオドア・シュナイダー氏の息子で、ノルケイン創業者のベン・カッファー氏と幼馴染み。
ジャン-クロード・ビバー氏
ブランパンを復活させ、ウブロのビッグ・バンを大ヒットさせた時計界のレジェンド。
ノルケインのチャレンジャー精神に共鳴し、2022年6月から経営に参画。
時計アカデミー出身者による小さなアトリエ発の新ブランドとはスタート位置が全く異なる、経験や実績の非常に豊富な人材が集まった時計ブランドです。
時計界のカリスマ経営者であるジャン-クロード・ビバー氏の影響力は現在も絶大です。
新しいチャレンジャーによるブレイクスルーが起きにくい伝統的な高級時計業界において、瞬く間にスポットライトを浴びたのは、ブランドの持つ圧倒的なバックボーンの凄さによるポテンシャルの高さでしょう。
ケニッシムーブメントを搭載したスイス製時計
強力な経営陣によりスタートした「ノルケイン」には、製品面においても強力な援軍が加わります。
それは、2020年2月からパートナシップを結んだ「ケニッシ」社製のムーブメントによる、基本性能の向上です。
70時間のパワーリザーブと小型化を達成した3針モデル用の「NN/01」、ジャンピングアワーGMT機構を搭載した「NN/02」の、ケニッシ社と共同開発してクロノメーター認定を取得した2種類のマニュファクチュールムーブメントを高性能モデルに搭載しています。
【ケニッシ Kenissi】
チューダーにより設立された、ムーブメントのみを開発製造するスイスのメーカー。
スイス最高峰と呼ばれる高精度で耐久性と信頼性に優れたムーブメントを量産する能力を持ち、チューダー以外では資本関係を持つシャネルとブライトリングへもムーブメントを供給。
ノルケインによるスイス時計産業の伝統を継承し発展させていくという将来性にケニッシ社が賛同し、ムーブメントの供給が決定したと言われ、さらなる頂きを目指して長期のパートナシップを締結しています。
優れた性能で有名なケニッシ社製のムーブメントが、創業したばかりのブランドへ供給される!という驚きのニュースが、時計ジャーナリストを発端にメディアやSNSで話題となり、世界的にノルケインの存在が一気にフューチャーされました。
300年近い歴史を持つブランパンやヴァシュロンコンスタンをはじめ老舗のブランドが多い時計業界で、ノルケインは2018年創業というニューフェイスでありながら、人とモノがハイレベルでデビュー間もなく一目置かれる存在となりました。
スイスの伝統的な時計産業をリスペクトした時計作りに期待が集まり、”スイス時計の伝統と将来を担う存在”とまで言われています。
「ノルケイン」の価格と評価について
ノルケインは2019年に最初の時計が登場したばかりということもあり、日本ではブランドの評判や時計の評価を耳にすることがあまり無いかと思います。
ノルケインの人気と評価
ノルケインの時計は、2019年1月にノルケインが初代コレクションを発表してから間もなく、1888年創業のスイスの名門時計宝飾店「ブヘラ」をはじめ、「ヴェンペ」、「ベンブリッジ」など欧州の格式ある老舗の有名時計ジュエラーが次々に取り扱いを開始しました。
これは巨大なグループに属さない・デビュー間もないブランドにとって全くありえない特別な扱いで、それだけノルケインの評価が高いという証です。
2021年12月には、スイスで人気の高級山岳リゾート地「ツェルマット」のメインストリートにノルケイン初の直営店をオープンさせ、その後は「チューリッヒ」や「シンガポール」にも直営店を構え現在も販路拡大を進めています。
他にも、ヒマラヤ登山をサポートするネパールのシェルパを支援する「バタフライ ヘルプ プロジェクト」とパートナーシップを締結し、植樹活動や海洋ゴミの問題に取り組む環境保護活動団体も支援。
製造拠点では、温室効果ガスの排出を抑えたカーボンニュートラルなどの環境問題に配慮したサスティナブルな生産活動を行っています。
さらには、腕時計への関心が薄い若年層のデジタルネイティブ世代への機械式時計のアピールを強め、近年では”MY LIFE MY WAY“=自分らしさに挑む人のためのスイス時計というメッセージを掲げてノルケインの情報を発信し続けています。
アンバサダーとして、サッカー界のレジェンドである岡崎慎司選手、スキーノルディック複合メダリストの荻原健司氏、日本を代表するスポーツクライマーの楢崎智亜選手、アイスホッケー選手のローマン・ジョシ氏、ナショナルホッケーリーグNHLを管轄する選手会NHLPAとのパートナーシップも結び、ノルケインの存在を広くアピールしています。
日本でのブランドの人気や時計の評価はまだまだ少ないですが、これから確実に期待できる存在と言えます。
日本でのノルケインの相場価格
日本国内におけるノルケインの相場価格は、高級時計界では”ミドルクラス”と呼ばれる20万円~50万円くらいの価格帯が中心です。
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競合するブランドは、【チューダー、オリス、タグ・ホイヤー、ノモス グラスヒュッテ、モーリス・ラクロア、ユンハンス、ボールウォッチ、ジン、ブルガリ、モンブラン】といった人気ブランドばかり。
機械式時計を初めて使う方や、複数本所有して使い分ける方も多い、さまざまなモデルが幅広く展開していて手の出しやすい人気のプライスゾーンです。
そのミドルクラスの中で「ノルケイン」は、スタイリッシュでタフネスさにも磨きがかけられたスポーツモデルの時計を豊富にラインナップしています。
「ミドルクラス」に位置するノルケインは、内外装ともにスイスで丁寧に仕上げられたクラス以上のクォリティを実現し、コストパフォーマンスにも優れてて、スイス時計の伝統をベースとした革新へのチャレンジングスピリッツを体現しています。
「ノルケイン」を代表する3つの人気コレクション
ノルケインのラインナップは、アドベンチャーフリーダムインディペンデンスの3つのコレクションで構成されています。
各コレクションごとの特徴や主なモデルについて詳しくご紹介いたします。
ノルケイン人気コレクション 【アドベンチャー】
スイス時計の伝統を基に革新に挑み続けるスピリッツを体現した、ノルケインで最もカジュアル志向のスポーティーな時計をラインナップする『アドベンチャー』。
アルプスの山々からインスピレーションを得た文字盤のノルケインパターンやベゼル側面の立体的なローレット加工、シースルーバック化された316Lスチール素材のケースなど、冒険者を支える堅牢かつ機能に優れたコレクションです。
スポーティーなラバーストラップや耐久性に優れた軽量なノーデュラストラップ仕様もラインナップするファッショナブルな「アドベンチャー スポーツ」と、NeverとRestを掛け合わせた”休まず挑戦する”精神からネーミングされたタフネスさを追求する「アドベンチャー ネベレスト」でシリーズ展開しています。
ノルケイン人気コレクション 【フリーダム】
悠久の時の流れを感じさせるクラシカルでエレガントなタイムピースが特徴の、自由を意味する『フリーダム』。 モデル名に続く数字「60」は、腕時計の技術革新が進んだ1960年代のスイス時計産業界へのリスペクトが込められています。
ヴィンテージモデルを思わせる、スクエアカットされたドーム風防やシンプルかつ視認性の高い繊細なインデックス、ハンドステッチ仕上げされたレザーストラップなど、細部にまで丁寧に仕上げられたスイス時計の伝統的なディテールが盛り込まれたコレクションです。
普遍の価値を持った3針モデルだけでなく、機能的なGMTモデルやクロノグラフもラインナップされ、クラシカルな外見に最先端の技術を投入した”自由”を求める先進性を感じさせるタイムピースが特徴です。
ノルケイン人気コレクション 【インディペンデンス】
”独立”を意味するとおり、古くからのスイス時計の伝統に、最先端のハイテク素材やスケルトン仕様などの独創的なタイムピースで挑戦する『インディペンデンス』。
ファーストモデルの「インディペンデンス19」は、100m防水性能を備えた41mmの316Lステンレスケースモデル。
”オールドサテンフィニッシュ”と呼ばれるザラついた文字盤に、シャープでモダンな形状の針とインデックスをセットし、3時位置に<過去/現在/未来>を表す3日分のデイト表示機能を搭載しています。
ノルケインの注目モデル① アドベンチャー スポーツ
バリエーション豊富なノルケインの時計を選ぶなら、まずはスポーティーなルックスであらゆるシーンにマッチする『アドベンチャー スポーツ』。
100m防水性能と回転ベゼルを備えたダイバーズウォッチとしての王道スタイルに、堅牢でありながらムーブメントの動きを目視できるシースルーバック仕様という、誰にでもオススメできる万能モデルです!
ノルケインの注目モデル② アドベンチャー ネベレスト
続いてもう1本は、ケニッシ社製ムーブメント「キャリバーNN20/1」を搭載したブラックケースに、アースカラーの文字盤とファブリックが組み合わされた『アドベンチャー ネベレスト ナイトサイト』。
単なる明るい文字盤なのではなく、”ナイトサイト”のモデル名とおり暗闇で文字盤全体がグリーンで強力に光るスーパールミノバ仕様で高い視認性を誇るパワフルなスポーツモデルです!
まとめ
【ノルケイン NORQAIN】は、いかがでしたでしょうか?
バックボーンの凄さだけでなく内外装のポテンシャルも高い、スイス発の新しい時計ブランド【ノルケイン NORQAIN】に、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
最後に、宝石広場では、日本国内のどのショップより「ノルケイン」全商品がもお求めやすい価格で販売しております。
宝石広場でのノルケインを選ぶメリット
日本国内にはノルケイン直営のブティックは存在しませんが、有名デパートの時計売り場などの正規販売代理店(2024年1月現在40店舗)で取り扱われています。
それら正規販売代理店で販売される「ノルケイン」の時計と、宝石広場でお取り扱いする「ノルケイン」の時計は、商品自体は全く同じですが販売価格が大きく異なります。
宝石広場で販売されるノルケインの新品商品は、全て”並行輸入品”のためです。
【並行輸入品のメリット】
商品自体はメーカーの工場で作られており、正規輸入品と並行輸入品の商品の違いはございません。
箱や保証書も付属します。
正規輸入品は、契約したメーカーより定価での販売が義務付けられておりますが、並行輸入品はメーカーの定価設定の制約を受けないので、メーカー定価よりも安く販売する事が可能です。
※宝石広場では、ノルケイン以外も多数のブランドの並行輸入商品をお取り扱いしております。
例を挙げると、ラバーストラップが組み合わされたスポーツラインの主力モデル「アドベンチャー スポーツ N1000C03A/G101/10BR.20S」は、国内定価が330,000円(税込)ですが、宝石広場では同じ新品商品で230,000円(税込)と10万円も安い価格で販売しております。
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10万円も販売価格に差があると、その差額分で別の買い物に充てたり旅行代金にしたりと色々と夢が広がるのではないでしょうか!?
宝石広場でのノルケインは、国内定価よりも20万円ほど安い価格のモデルも存在し、全ての商品が平均すると国内定価よりも約10万円ほどお安い販売価格となっております。
さらに、宝石広場が併設する時計工房『時計修理センター 渋谷』でメンテナンス整備したコンディションの良い中古商品もお取り扱いしております。
ノルケイン約100種類を豊富にラインナップ
「ノルケイン」は、初代コレクション発表後すぐに世界的なパンデミックやロックダウンの影響を受けながら、その後は世界12カ国70店舗/日本40店舗に販売ネットワークを拡大(2024年1月時点)。
宝石広場にも並行輸入品の新品商品が100モデル以上と数多く入荷してきており、今後の成長も非常に楽しみなブランドです。
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スイスの時計産業の伝統をベースに最新のテクノロジーを用いた、スタイリッシュな外見と優れた機能性を誇るタイムピースが特徴のノルケインの時計。
宝石広場では”並行輸入品”を多数お取り扱いし、コストパフォーマンスにも優れております。
どれも季節やシーンを問わず、今の時流にマッチしたスポーティーでモダンな時計ばかりですので、是非ご確認いただき、新たなノルケイナーを目指してみてください。
毎日入荷!新品&中古の商品が豊富な品揃え
【 宝石広場 オンラインストア 】
時計・ジュエリーの買取りLINEですぐ査定!
【 宝石広場 高額買取サイト 】
オーバーホール・電池交換など渋谷で時計修理
【 時計修理センター渋谷 】
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