最近連続登板気味の全身打ち身なのか筋肉痛か自分でも分からないスタッフ・タカギです。
前回のブログでラリー的イベントに行ってきた事を書きましたが、日帰りで戻ってきたわけです。本来ならゴール後に一泊夜は宴会というのがいつもの流れなんですが、翌週に控えたイベントで、新潟県の糸魚川まで行くことになっていたわけです。
私の乗っているバイクのメーカー主催です。軽い気持ちで参加表明したんですけど、完全に返り討ちにあいました。
初日スタートから雨。バイク壊しに行った感じです・・・驚異的な楽しさでした。往復10時間・・・今月はこれで終了です(あとは部品注文して修理ですね。)
この記事の目次
デザインは変わらない新旧のIWC ポルトギーゼ オートマチック
さて、ふと新作が入荷した時に思ったんですが…この2本です。
IWC ポルトギーゼ オートマチック IW500109
IWC ポルトギーゼ オートマチック IW500703
実際は文字盤違いで見たんですが、パッと見「んっ??値段が上がったなー」と思ったんですが、型番が違うぞと。
新作が入荷したタイミングによっては休みで、ショーケースに収められていて知らないうちに入っている時が多々あります。
搭載ムーブメントがCal.51011からCal.52010に変わった
セラミックにバレルの数が変わり、基本構造が完全に変更されました。コレはかなり悩ましい事なんです。特にシースルーバックという事で機械の比較が簡単であるという事です。Cal.51011は印象としてフラットな中に機械感を感じられる美しさと力強さがあります。Cal.52010は非常に考えられた作り込みと繊細な仕上がりが有ります。
新旧という枠で簡単に比較はできない今回のポルトギーゼ・オートマチックです。シングルバレルの51系とツインバレルの52系、これだけでもどちらが良いなど判断できません。
ケースの厚みが違う
ケースの厚みが違います。機械が変った事により当然厚みなども変わります。(文字盤の色が違います・・・気にしないでください)
下の写真でも確認できるかと思います。リューズ自体は変更なしの7mm。
バックルのデザインが変わった
バックルのデザインも変わっています。
あえて個人的な意見を書いてしまうと「コイン形状に掘られた部分はローターと同じ感じにしてほしかった。」と思ってしまいます。
文字盤の違い
これはもう「IWC」&「SCHAFFHAUSEN」のプリント字体が違います。そして針の太さも少し違います。現行(IW500703)の方が少しシャープになってます。
文字盤自体に大幅な変更をさせないという事は、このモデルのデザイン自体は完成しているという事でしょう。
デザインは殆ど変えずに中身を完全に変えたポルトギーゼ オートマティック
大幅に文字盤やケースなども変更されていれば、コレは簡単な問題なのかもしれませんが、そこまで変化が大きくないというある意味IWCのユーザーに対する挑戦のような気もしますし、非常に興味深い事です。
デザインは前作で完全に完成されたことで、キャリパーの大きな変更をさせて進化という道を選んだのでしょう。
どちらにも個性があり素晴らしい時計です。そんなIWCポルトギーゼオートマチックいかがでしょう?
スタッフ・タカギにどちらが好きかは聞かないでください。