わけあって連打で登場です。
さてバイクの季節がやってまいりました。そろそろ本格的にメンテナンスを行おうかと
日々悩んでいるスタッフ・タカギです。
ブレーキのパッド交換やら
オイル交換やら
最近ではバッテリー交換も必要な気がしています・・・
先日
久しぶりに手を汚して作業しました。どれぐらいブリだろうか???
あの雪の日も乗ったりして
メーター液晶に見慣れないマークが点滅する
※←このようなマーク
正直これがなんだかわからずに焦る。
なんか壊れたか????
オイルか水でも漏らしているのか???
家に帰りマニュアルを見ると
路面凍結注意!!だそうです。外気温が急激に冷えると出るようですが
すでに雪が降ってます・・・
でも今週は暖かいようで、春が来る予感です。
前回のブログではカーボンを取り上げましたが
軽い=カーボンではなくどちらかといえば、ステンレスなどよりは軽く
かつカーボン柄というのが素材として良いのかと思います。
炭素繊維が織り込まれた独特な柄が私自身も大好きです。
ABSやFRPなどが使われているバイクのパーツをカーボンに変えるだけで
心の中では5馬力UPになります。
CFRPを作るときにこの特徴的な柄になります。
カーボン自体は一枚の布のような状態ですが、それに樹脂などを使い
固めていくのが一般的なんでしょうか。
サイドから見ると当然カーボン柄ではありません。
ただやはりこの柄は魅力的です。
思うのは
AP フォージド・カーボンです。
同じカーボンなのですが、ウブロと比べると表面の柄が違います。
これは製作工程の違いから変わります。
カーボン繊維を樹脂で固めるのですが、長時間高温高圧でカーボン
固めるわけです。
そのブロックを削りケースを作るわけです。当然表面も削るわけですから
どちらかといえば表面の質感を出すのではなく、素材そのものをメインとする
方向性です。
105.57gです
ただウブロと比べると5gちょっとの違いですが、バックル形状や素材
そしてケース形状も違うので感覚的には同じくらいとなるのでしょうか。
サーメットという素材をベゼルに採用しています。このサーメットなども非常に
時計に使われることが珍しいと思います。
ceramicsにmetalを掛け合わせたcermetとという造語になります。
超合金という扱いになるようです。
このようにウブロだけではなくオーデマピゲなども異素材を使った時計も
出しています。
そして
今年はリシャールミルからトンデモナイ新作が出ていますね。
カーボンナノチューブ配合・・・
カーボンナノチューブとは一体何者でしょうか???
Carbon nanotube 単層もしくは多層の同軸筒状の物質だそうです。
筒状といっても直径0.4~50nmというとてつもない小ささです。
nmとはナノメートルなんですが、どのくらい?
1nm=0.001μm=0.000001mmだそうで、間違いなく肉眼では
見えません。この単位では見える気もしません。
そしてアルミニウムの半分の軽さと鋼鉄の20倍という引張強度(繊維方向)を持っているようで
ダイヤモンドの性質を超えた存在なんです。
この緑色のブリッジもanticorodal Pb109という素材だそうでアルミニウム6000系の合金で
合金元素がシリコンとマグネシウムらしいです。
時計という概念はもはや通用しない気がします・・・
最新鋭航空機かロケットかと思う感じです。
うーん素材の勉強をしないとついていけません。
貴金属・ステンレス・チタンしかなかった時代はもう大昔の事なんです。