こんにちは、アフターサービス部の藤本です
皆様は新海誠監督作品の「秒速5センチメートル」という映画をご存知でしょうか

アクション映画が好きな私にとっては守備範囲外だったのですが
作画も綺麗で内容も、とっっっっっっっても切なく
今までにない感覚を味わいました
今でも中古のブルーレイを探しているのですが
6年前の作品にも関わらずア〇ゾンでも中々安くなっていないのです
5月末に新作の「言の葉の庭」が公開されたので観に行きました

新海誠監督の作品は発表される毎に作画が綺麗になっています
内容はご自身で確かめて頂きたいのですが
キーワードを1つ挙げるとしたら「雨」です
寄り道してしまいましたが時計の話に絡めていきます。
梅雨入りして暫く経ちますが雨(水気・湿気)は時計の大敵です
ドレスウォッチは必用最低限の防水機能しかないので、より一層注意が必要ですが
防水性のある時計でも水入り又は湿気入りする事は十分にあります
・ねじ込み式リューズが十分に機能していない状態
・経年劣化による随所にあるパッキン等の不良
上記2点が挙げられます。
パッキンはオーバーホール時に交換が必要な場合交換されます。
「ねじ込みリューズが機能していない」と一口に言いましても
その中でパッと思いつくだけで2つ挙げられます。
・ねじ込み式リューズが摩耗し全く若しくは少量しかねじ込めなくしなくなっている
・リューズが最後までねじ込まれておらず本来の防水性を発揮出来ていない
前者は長年使用したり、ネジ山が噛み合っていない状態でねじ込むと摩耗が進みいつかは起きます。
後者は新品でも中古でも防水性がどれだけあっても関係ありません。
しっかりロックされていないとは水気は容赦なく入って来ます
夏には温度だけではなく湿度も高くなります
「プラトーン」という映画の作中で高温多湿のジャングルの中で
腕時計を見たらガラス内が水滴だらけで曇って時間が全く読み取れなかったというシーンがありました

日本ではあまり無い事かと思いますが
日本より高温多湿な気候の国に
時計を着けて行っただけで曇るようになったという事例もありますので油断禁物です
水(水気)入りして放置していると文字盤・針・夜光塗料・カレンダー板等
内部部品が大きく劣化し交換が必要となると高額・長期修理は避けられません。
ガラス内が曇ったら早い段階でご連絡下さい。