ショーンKと混同されない為に改名した、Kスギモトことスギモトです。
私は何も詐称していません!というか詐称する程の経歴は有りません。
この記事の目次
激しいスポーツで実際に腕時計にかかる衝撃とは?
さて、前回のブログでは『あのスポーツで時計にかかる衝撃を測定!』という
テーマで行った実験の前編をお届けしました。
~前回までのあらすじ~
『激しいスポーツをすると、時計にどの程度の衝撃がかかるのだろう』
『人はなぜ生まれ、そして死んでいくのだろう』と考えたスギモト。
衝撃センサーのついた腕時計、サイバーマックスを自費で購入し、
ゴルフ場で数値を計測した。
パワーの最高値は152。果たしてこれを超える事はあるのか!?
テニスで腕時計にかかる衝撃
次のターゲットはテニス。何を隠そう、中学生時代にテニス部だったスギモト
(詐称ではありません)。 意気揚々とオートテニス場に向かいました。
レシーブでかかる衝撃
『俺のサーブを見せてやるぜ!』と意気込んでみたものの、
久しぶり過ぎて(というか元から上手くないので)、空振りを連発します。
『今日はマイラケットじゃないからな』
と大きめの声で言い訳をしつつも、何とか計測出来ました。
★★計測結果★★
パワー:212 スピード:33
これは凄い!ティーショット(152, 28)を大幅に上回る数値です。
サーブでの衝撃
ついでにサイバーマックスを右腕に付け替え、渾身のサーブを打ってみました。
★★計測結果★★
パワー:152 スピード:28
意外にもサーブの方が数値は低かったです。
飛んできたボールを打ち返す方が衝撃が強いのでしょうか?
野球で腕時計にかかる衝撃
となれば、大本命の野球(バッティング)ならとんでもない数値が出るのでは!?
何を隠そう、小学生時代に野球部だったスギモト(詐称してません)。
ラケット(レンタル:無料)をバット(レンタル:無料)に持ち替え、バッティング
にチャレンジしました。
バッティングでかかる衝撃
『バシィィィン!!』
…怖い、怖い過ぎる!思いの外早い球にガタガタ震えるスギモト。
『このブログを待っている人が居るんだ…俺が、俺がやらなきゃ!』
と、ヒーローっぽく自分を奮い立たせて計測しました。
★★計測結果★★
パワー:121 スピード:25
低い、低過ぎるぞ!こりゃおかしい、と何度かトライするも、似通った数値が
出ます。
ならば、と120km/hに挑戦。
★★計測結果★★
パワー:131 スピード:26
…ほぼ同じやんけ。
エアホッケーで腕時計にかかる衝撃
ついでに近くにあったエアホッケーも計測。
★★計測結果★★
パワー:112 スピード:24
ゴルフのアイアンショットよりも高い数値です。ゲームセンターでも油断は
禁物、ということでしょうか。(ちなみにゲームはボロ負けしました)
日常動作・スポーツで実際に手首(時計)にかかった衝撃まとめ
全ての計測が終了したので、結果をまとめてみましょう。
種目 | パワー | スピード |
チャーハン | 12 | 8 |
ゴルフ (アイアン) | 78 | 20 |
ゴルフ (ドライバー) | 152 | 28 |
テニス (バックハンド) | 212 | 33 |
テニス (サーブ) | 152 | 28 |
野球 (100km/h) | 121 | 25 |
野球 (120km/h) | 131 | 26 |
エアホッケー | 112 | 24 |
野球が圧倒的かとの個人的予想を裏切り、種目別では『テニスが一番危険』
ということが分かりました。
“自分で感じる衝撃と時計が実際に受ける衝撃には差がある”
とも言えるのではないでしょうか。
つまり、知らず知らずのうちに時計に大ダメージを負う可能性が有るということですね。
測定結果の落とし穴…?
綺麗にまとまったところで、サイバーマックスの説明書に気になる一文を発見。
『センサーはパンチ計測を基準に方向セットされていますので、キック・パンチ・
投球などの違った動作通しでのパワー・スピードの比較はできません。』
?!
き、企画の根底が覆された…
というワケで、今回のまとめ。
『危ない時は時計を外そう』
このブログを見て、「チャーハンしか作ってないのに時計壊れたぞ!」と
言われても、ショーンも私も責任は取れません!
大事な時計は大事に使って下さい。
ナビゲーターは私、ショーン・K・スギモトこと、スギモトでした。
[…] 非公式実験シリーズ① 機械式時計と衝撃を科学する【後編】 […]