こんにちは若月です。
今回は数あるランゲ&ゾーネの時計の中でも複雑機構を持つ
『ランゲ・ダブルスプリット』をご紹介させて頂きたいと思います。
一目見るとダトグラフとダブルスプリットは(ケースの素材を抜いては・・)
瓜二つのモデルですが、まず文字盤の12時位置にご注目下さい!
ダトグラフはアウトサイズデイト、ダブルスプリットはパワーリザーブ
が表示されております。

ケースの直径はダトグラフは39mm、
ダブルスプリットは4mm大きい43mmです。
厚みは・・・
ダトグラフが13mmに対して
ダブルスプリットは16mmとなっております。
う~~ん・・・息を呑むほどの美しい機械です。
ムーブメントを構成する部品数は405個です。
機能としましては、フライバック式クロノグラフ機能と
30分積算計の針がクロノ秒針が60秒になった瞬間に
正確にジャンプする、
『プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター機能』
を搭載しております。
【ダブルスプリットのキャリバーL001.1】
写真ではこの奥行きをお伝えすることが難しいですが、
ダブルスプリットのムーブメントのサイズだけで、
直径30.6mm、厚みは9.45mmもあります。
また、シースルーバックからは何層にも重ねられた美しい
ムーブメントがお楽しみいただけます。
このL001.1にも『プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター機能』
が搭載されており、部品の総数はなんと465個ものパーツで構成されております!!
他の高級機械式時計メーカーでもクロノ秒針がスプリット
するクロノグラフは多く存在しますが、こちらはダブルスプリットの名のごとく、
クロノ秒針と、さらに30分積算計の分針までもが分かれます。

ランゲ&ゾーネ社が腕時計史上初めて実現させた30分積算計のスプリット!!
クロノ秒針のスプリットでは計測することが困難であった、分をまたいだ1位と2位
のタイム差が容易に確認することができます。
世界的にみても生産個数の少ないランゲ・ダブルスプリットは当店でも常に
在庫があるわけではございませんので、お立ち寄りの際は是非一度、
ご覧下さい。