ある日の夕方、わたくし森本太郎はお客様に配送する為、一本の時計を検品していました。
そのブランドは『グラハム』
・・・時計はOK
なんとジップが『riri』製!!!
わたくし思わず興奮してしまいました!
BOXに『riri』社のジップを使うなんてなんと贅沢な・・・。
さすがグラハム。
時計のみならず付属品にまで手を抜かない・・・。
恐れ入りました・・・。
何を興奮してるんだい?と思われた方、
これほど魅力的なジップはないのです。
『riri』と言えばスイスにある会社で、ジップの高級ブランドなのです。
もちろん、『YKK』には知名度がかないません・・・
(だってシェア5割以上を占めてるんですもん・・・。)
『YKK』
時計で言えば「ロレックス」と言ったところでしょうか。
実用性、耐久性、デザインとどれをとっても高水準
ジップの開閉もスムーズで、その動作にストレスを感じません。
そして何百回と開閉してもケロッとしている事でしょう。
対する『riri』
時計で言えば、「フランク・ミュラー」や「ロジェ・デュブイ」とでも言いましょうか。
YKKより金額は高いです。
引っ張った時の感触は「ガシッ!」と抵抗が強く、
噛み合っていく音は、太く重い音がします。
YKKのスムーズさは素晴らしいと思います。
ただ、この重量感はクセになります。
「クセがあるのでクセになる」という、今私が考えた名言がありますが
まさにその通りです。
そして一見、無骨なデザインですが・・・
仕上げはとても丁寧です。
この辺りはお国柄が出ますね。
製品化されたジップは、まさにスイスの工芸品ともいえるでしょう。
わたくしは、何を隠そう普段身に着ける、ブーツやバックやレザージャケット等のジップは全て「riri」製。
最初は意識していなかったのですが気付けばその魅力にはまっていました。
話を戻します・・・
当たり前ですが仕事上、色々な付属品を見てきました。
付属品にもブランドごとに個性が現れています。
ビックリするほど大きな箱やワインダーが付いていたり、SDカードやCD-ROMが付いていたりと・・・まだまだ紹介したい物はいっぱいあります。
が、とりあえず・・・
ブランドの付属品へのこだわりパート①でした。