お久しぶりでもないアイバです。
このブログはローテーションで書いているのですが、
なぜか約2週間で私のターンが・・・。(通常3から4週間です)
私より前の番の人は何処へ行ってしまったのか?
順番を決めているソメイ氏に聞いてみたいところです。
俺、ハメラれている?
もしかしてイジメかも!
しかしこんなに早いとネタが無いっす・・・
仕方ないので今回は久々に時計を語ってお茶を濁そうと思います。
興味の無い人はごめんなさいです。
さて、今回紹介する時計はあえてオーバーホールをしていません。
どうせ使わないコレクション用になると思いますので、
その分コストを下げて、安めにご提供したほうが、お客様のメリットが多いと判断いたしました。
通常の保証は付かない事をご理解とご了承お願い致します。
まずはこちらROLEX 3400
珍しい(?)ロレックスの懐中時計です。
1930年代くらいまでは、他のメーカーのムーブメントを乗せた
懐中時計もあるロレックスですが、こちらは1950年代ごろの生産。
インターネットや文献も調べてみたものの、
イマイチ良く分らないムーブメントのモデルです。
ムーブメントには、Cal、620と刻印があり、
インターネットで「Cal、620」を検索にかけると、
バブルバック用のオートマチックキャリバーが引っかかります。
大きさといい、明らかにポケットウォッチ用のムーブメントですので、
これは違う・・・。
その昔にパネライにも供給された手巻ムーブメントかなと思い、
調べましたが、プレートの切り方が微妙に違います。
とは言え、石の配置や数(17石)、歯車の位置、
テンプ周りなどは似ている(というかほとんど同じに見える)ので、
それが元になっているのではと推測されます。
しかし気になる・・・
誰かこのムーブメントを詳しく知っている方、
是非、ご一報下さい。
状態ですが、BOXにがたつきがあり締りが悪いですが、
純正のBOXとカバー付です。
ダイヤルに若干の劣化は見られますが、
年代を考えると仕方のないところではないでしょうか。
お値段は18万8000円でいかがでしょうか?
レアですよ。
次はこちら。
国産ファンには堪らないレア物「61VFA」を紹介・・・しません!
だってレアだけど分りやすいエラさじゃないですか。
こんなんでは濃さが足りません。
そういうわけでドロドロしているこちら!
セイコー「ライナークロノメーター」です。
初代グランドセイコーよりも圧倒的に生産個数の少ないこのモデル、
薄型時計として人気のあった「ライナー」に精度調整を施し、
歩度証明書を付け加えた特別モデルで、
約一年の生産期間で終わった幻のモデルです。
薄型時計には当時では珍しいスクリューバック。
GS譲りの獅子のメダリオンにはGSとは違い星がありません・・・
ととりあえずウンチクはここまで。
これが欲しい人は知ってるでしょうから書いてもイミないですしね。
お値段は24万8000円。
安いんだか高いんだかは個人の価値観ですが、世の中の相場よりは安いと思います。
因みに61VFAは49万8000円です。
ついでにGSセカンドのゴールドキャップも入荷しています(27万8000円)。
国産マニアは宝石広場へゴー!!!
『国産担当、荒井店長と握手だ!!!』
最後はこちら。
ちょっと珍しいIWCのポケットウォッチ。
昔のポルトギーゼのラインでしょうか。
これのお薦めポイントは付属品です。
全部付で当時の定価のタグもあります。
110万(税別)もしたんですねぇ・・・
コンプリート好きなマニアにはたまりませんよね。
お値段は29万8000円です。
キャリバーはCal、952を搭載。
きちんと仕上げられた美しいムーブメントです。
インター好きなら押さえておいて損はない一本だと思います。
今回はちょっと時計好きするモデルを紹介させていただきました。
もうちょっとライトな品も豊富に在庫しておりますので、
渋谷にご用がございましたらついでにでもご来店下さい。
お待ちしております。