修理・アフターサービス

【中国で生み出されなかった】ネジ【重要な機械装置】

みなさん、こんにちは!アフターサービス部の小島です。

さて、個人的に楽しみにしていた2月15日。。。

そうです。昨日までに売れ残ったチョコが値引き売りされるんです。甘いもの好きの私としては14日よりむしろ今日が本番だったりします。

で、早速近くのコンビニへ行ってみたのですが。。。

14-1

あれ?思ったより普通・・・?まぁ、それでもいつもより安くなっている事は間違いないのでホクホクしながら大量購入してきました。

時計の”ねじ”が外れた時の症状は様々

さて、今日の時計のお話はネジについてです。

漢字で書くと螺子・捩子・螺旋など出てきますが、一応JIS規格ではひらがな表記の”ねじ”

が正式表記になっています。

漢字は、、、なんでこんなに派生が出来たんでしょうね?そもそもネジを発明したのがだれかすらわかっていない様子。アルキタスやぺルガのアポロニウス、アルキメデスが発明したなんて説もあるのですが、とにかく思った以上に古くからあり、調べてみてびっくりです。

あ、ちなみに日本では火縄銃が種子島に伝来した時らしいので、比べてみるとだいぶ遅かったみたいですね。

さて、そんなネジですが、時計にだって部品の取付や調整などに多々使われています。オーバーホールをしないならともかく、確実・簡単・便利で汎用性があれば使わない手は無いでしょう。

メーカーによっては取付の際はトルクドライバーで正確な力加減で取付を行っているようですが。。。それでも、どうしても外れるときは外れてしまいますし、ひどい時にはネジの頭が折れてしまったりします。

良く”なんで外れるのか・折れるのか”という質問を頂きますが、外からの振動・衝撃、部品の精度・組合せ・熱処理のバラつきなどなど考えられる要因が多すぎて見ただけではわかりません。

それでも外れてしまい、どこかに引っかかった時の症状も様々で

  • 自動巻きが利かない
  • 動かない
  • 内部からカラカラ音がする
  • etc…

いろいろな症状が出てきます。

処置としては取付直しやネジの交換など、お時計の状態によってその都度必要な対応も変わってきますし、外れて転がったネジが他にも悪影響を与えていないか、というチェックも大事なのでお預かりする事もあります。

たかがネジ、されどネジ。小さな部品で安い時計にも高い時計にも使われていますが、その役割は大きく、また「何か」が起きた時の影響も大きいです。

何かおかしいな、と思う事がありましたらお気軽にアフターサービス部までお問い合わせください。

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私が担当しました

宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。

時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。

1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。

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