お久し振りの買取部アイバです。
そろそろ宝石広場にも今年度の新作が入荷してきていますが、皆様、気になるモデルの実物をご覧になったり、手に取って頂いたでしょうか?
(ちなみにバーゼル、SIHHで発表された新作モデルは6月ごろから流通し始めて、7・8月はスイスのオフィスの夏休みの為、あまり出てこなくなり、9月から再度出荷されることが多いです)
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私が今気になっているIWC インヂュニア
私が今、気になっているのはコチラ、インヂュニアなんですね。
腕が細いこともあって、デカ厚時計が似合わない私にとってバランスの良さが魅力的に映ります。
IWCが自ら、「インヂュニアコレクションの中で最もクラシカルなモデル」とアナウンスしているように前モデルと比較してグッとシックになりましたね。
丁度店頭にあった前モデルのインジュニアAMGと比較して大きさはほとんど変わらないものの、厚さはほぼ三分の二になっています。
スポーティー過ぎず、使いやすいのではないでしょうか?
ジェラルド・ジェンタによってデザインされた時計
このモデルのデザインの元になっている1976年にジェラルド・ジェンタによってデザインされた「インヂュニアSL」の雰囲気と似ていて、ジェンタ好きの私としてはちょっとうれしくなりますね。
ジェンタの名前はブルガリのラインとして今でも残っていますが、やはり、このインヂュニアを始め
パテック フィリップ ノーチラス
オーデマ ピゲ ロイヤルオーク
などの方がジェンタ色が強いように感じられます。
ジェラルド・ジェンタ レトログラードファンタジー
その他にもカルティエ「パシャ」や「ブルガリブルガリ」など有名どころは勿論、セイコークレドールのファーストモデル(クレドールの初期モデルの一部はケーシングもジェンタの工房で行われていたようです)や、ジラール・ペルゴのロレアートなどもジェンタの作品ですが、思いれの強いのがこの「レトログラードファンタジー」。
実は個人的に唯一新品で買った時計ですしかも大きさ違いで2本(大きさが違うのが欲しくなり、下取りして買いなおしたのですが)
今年のインヂュニアを見ているとジェンタの手のひらの上でまた転がされてしまいそうな自分が怖いです・・・
PS インヂュニアについて書くつもりがなぜかジェンタ話になってしまいさしたので、インジュニア話はまたの機会に書かせて頂きます。