時計

クルマと時計のコラボレーション【ランボルギーニ編】

こんにちは!カトウですッ┌( ̄◇ ̄)┘
いきなりですが、”クルマ好きの男性は時計にもこだわる”と言われています。

男性のオシャレは、カテゴリーリーやセンスが限定されたものだったりするので、デザインや機能性が凝縮したアイテムである時計は、その象徴なのかもしれません。

さらに、セダンやRVからトラックなど数ある車の中で、運動性能に特化した「スポーツカー」と、機能やデザインに優れた「高級時計」のどちらも、そのブランドの持つポリシーや技術力の高さを表現しています。

そして、1000分の1秒を競うスポーツカーと時間を司る時計には、工業製品として多くの共通点があるため、お互いに切っても切れない繋がりが随所に見受けられます。

今回は、モータースポーツの世界を手元で感じられる「スポーツカー×時計」という視点で時計を紹介いたします( ̄▽ ̄)ノ

 

時計ブランドとスポーツカーのコラボレーション

スポーツカー”と聞いて、皆さんはどのような自動車メーカーが連想されますか??

ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、アストンマーティン、マセラティなどなど。。。
日本メーカーが入り込む余地が残念ながら…( ̄へ ̄;)

それら欧州の自動車メーカーと、高級時計ブランドは古くより密接に関係してきました。

誰もが直ぐに思いつくロレックス「デイトナ」、半世紀以上にわたり自動車レースの世界と関わりの深い「カレラ」「モナコ」「フォーミュラ1」のスポーツモデルを擁する「タグホイヤー」、スポーツイベントやレースイベントと積極的にコラボレーションする「ウブロ」など、クルマ好き=時計好きという構図がバッチリ当てはまります。

そして、極限まで時間の短縮を追求するモータースポーツ界や、高性能をアピールしたい自動車メーカーは、時計にもスポーツカー同様に高い精度と機能性を求めます。

そのため自動車メーカー、特に高級スポーツカーメーカーとコラボレーションする時計は、クロノグラフモデルが多いのが特徴です。

ランボルギーニとロジェ・デュブイのコラボレーション

数ある自動車メーカーとコラボレーションした時計の中で今回は、宝石広場が店舗を構える渋谷でも見かけることが多い、イタリアの超高級スポーツカーメーカー「ランボルギーニ」にスポットを当てます。

同じイタリア発のフェラーリに対抗するため、フェルッチオ・ランボルギーニが1962年に設立した自動車メーカーで、”スーパーカーブーム”が起こった1980年代頃にドアが上に開く「カウンタック」が圧倒的な人気を集めたメーカーで、近年もアグレッシブなデザインの高性能スポーツカーやSUVで人気を高い集めています。( ̄▽ ̄)ノ

そして、ランボルギーニといえば”闘牛”です。
フェラーリの”跳ね馬”に対抗したとの都市伝説的な話が有名ですが、創設者のフェルッチオ・ランボルギーニの誕生日が4月の牡牛座だったことからエンブレムに採用されたと言われています。
荒々しい猛牛のような迫力あるサウンドを響かせ走る姿からも、エンブレムの意味合いには含まれているのでしょう。

 

そのランボルギーニとコラボレーションした時計ブランドは、ロジェ・デュブイ氏とカルロス・ディアス氏により、1995年にスイスのジュネーブで創業した「ロジェ・デュブイ」。

ロジェ・デュブイとランボルギーニによるコラボレーションウォッチの開発は、2017年からスタートしました。

ランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドール」に使用されているのと同じ、カーボンファイバー複合素材をベゼルとダイアルに採用した「エクスカリバー アヴェンタドールS」を皮切りに、現在もパートナーシップが続いています。

 

そして、今回ご紹介する「ロジェ・デュブイ×ランボルギーニ」コラボレーション時計に選ばれたのは、ランボルギーニの誇るV10エンジン搭載モデルの新型スポーツカー「ウラカン」。

■ランボルギーニ ウラカン ( 公式サイトより引用 https://www.lamborghini.com/ )

ランボルギーニの車名は、闘牛の名前からネーミングされていて、今回紹介するこの”HURACÁN ウラカン“も、スペインで活躍した闘牛から命名されました。
(アヴェンタドールも闘牛より命名)

 

ロジェ・デュブイ×ランボルギーニ エクスカリバーウラカン

こちらが2020年にリリースされたロジェ・デュブイの「エクスカリバー ウラカン」です。

ROGER DUBUIS エクスカリバー ウラカン RDDBEX0829

ランボルギーニのレース活動などのモータースポーツ部門”スクアドラ・コルセ”との共同開発により誕生しました。
注目すべきは、個性的な左右対称のスケルトンムーブメント「キャリバーRD630」。
フロントから見える、力強くクロスした大きなフレームで時計内部のムーブメントをガッチリと支えています。このクロスしたフレームこそ、スポーツカーそのものです!


クルマの話になりますが、走行中のクルマは加速をしている時はリア、減速時はフロント、コーナリング中は左右に力(G=重力)が加わり、この時にねじれが発生し歪みます。

高速で走行するスポーツカーでは、より強い重力が発生して強いねじれが発生します。

そのねじれをカバーするためにウラカンのエンジンルーム内に設置された、耐ねじれの補強パーツである「ストラットバー」をイメージさせる、クロスしたフレームがムーブメントに設置され、パワフルでスポーティーなテイストを高めています!

 

さらに、6時位置のツインバレルもウラカンが搭載するパワフルなV10エンジンを表現。
このツインバレルにより、60時間のロングパワーリザーブ性能を実現しています。


↑カレンダーの数字は、ウラカンのコックピットのメーター表示から。
”29”日を示しています。

シースルーバックから見える回転ローターは、パワフルでスポーティーなデザインです。
EXCALIBUR”と”HURACAN”のモデル名が入っています。

この他ブランドでは見られない個性的な形状のローターは、ウラカンのホイール形状からデザインされています。
ホイールと同じ回転するパーツの為、違和感が無く、実にロジェ・デュブイらしいディテールでもあります。

 

12時位置のバランスエスケープメントに、12度の傾斜がつけられているのも特徴です。

少しだけですが立体的に付けられた角度により、ランボルギーニの持つ躍動感やスピード感を表現しています。

 

スポーツカー×時計コラボレーションのメリット

時計のデザイン面だけでなく、素材も特筆べきポイントがあります!

時計本体に組み合わされるストラップが、「ウラカン」の内装素材と同じ素材仕様となっているのです。

起毛したスウェード調の素材で、アルカンターラ社製の人工皮革「アルカンターラ」で構成されています。

高級車の内装素材と言えば、質感や外観において高級感を醸し出す本革が多く使われてきましたが、本革には、蒸れやすい・熱を持ちやすい・耐久性でやや難点があるといった短所が存在します。

その点、アルカンターラ素材は、水をはじきやすい・燃えにくい・通気性が高い・汚れにくい・耐久性があるという、非常に優れた素材特性を持っています。

アルカンターラは、本革よりも優れている上に本革と極めて似た質感や外観から、本革に勝るとも劣らない上質な素材なのです(ノ ̄▽ ̄)ノ

 

スポーティーなラバー素材と組み合わされて、ストラップを構成。
常に触れる時計ストラップの素材としては、最高・最強の素材ではないでしょうか♪


この”アルカンターラ”の生みの親と言えるのは、日本の大手化学会社「東レ」が1970年に開発した独自の素材加工技術がベースとなっています。(ノ ̄▽ ̄)ノ

その技術が、東レとイタリアの工業会社によって起こされた合弁事業によって製品化されたの素材が「アルカンターラ」というわけです。

なんとも日本の企業が生みの親というのが日本人として誇らしいですねぇ( ̄▽ ̄)/

 

汚れにくいと言っても、時計のストラップも車の内装も長期間使っていると汚れは生じてしまうものです。
アルカンターラは極めて細い繊維で作られているため、汚れているからといって強くこすってしまうとダメージを与えてしまうので、アルカンターラ素材と言えども注意が必要です( ̄へ ̄;)

 

ロジェ・デュブイとランボルギーニのコラボ時計まとめ

「エクスカリバー ウラカン」は、スポーツカーを時計で、どのように表現するかという大きな課題を、ロジェ・デュブイの独創的で革新的な時計作りに代表される、あくなき探究心によって実現されたモデルと言えます。

細部まで濃厚にスポーツカーの世界観を投影している、スポーツカーのような上質な高級時計と言えるのです!(ノ ̄0 ̄)ノ

現在、「エクスカリバー ウラカン」は、3モデルの在庫がございます。
是非ともご確認ください。

ROGER DUBUIS × ランボルギーニ コラボレーション「エクスカリバー ウラカン」


エクスカリバー ウラカン RDDBEX0829

 


エクスカリバー ウラカン RDDBEX0748

 


エクスカリバー ウラカン RDDBEX0749

 

独創的でパワフルな「ロジェ・デュブイ」の時計と、超ハイパフォーマンスなスポーツカー「ウラカン」がコラボレーションした「エクスカリバー ウラカン」。

高い芸術性とハイテクノロジーが融合したインパクトのあるロジェ・デュブイのウォッチメイキング技術に、ランボルギーニの闘牛を思わせる強烈なV10エンジンの高速ダッシュ性能のDNAが加えられた、唯一無二なスポーツコレクションです。

 

宝石広場のロジェ・デュブイ

 

ロジェ・デュブイの他にも、時計ブランドと自動車メーカーがパートナシップを結んでコラボレーションした時計は、ブランド・モデル多数存在します。

リシャールミル×マクラーレン、ウブロ×フェラーリ
IWC×メルセデスAMG、ブライトリング×ベントレー
ゼニス×レンジローバー、ポルシェデザイン×ポルシェ
etc…

次回の【スポーツカー×高級時計】コラボレーションの時計紹介をお楽しみに!

 


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【宝石広場 通販部スタッフ / 時計業界歴15年以上】♂デカ厚ブームで大流行した1998年頃のパネライが好きです! 北斗の拳ではケンシロウよりジャギ派。ネコ派です!┌( ̄◇ ̄)┘

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