『私が落としたのは、青針のヨットマスターIIです!』
あ、すみません。ついヨットIIを例の池に落としたら、という妄想を広げていた店頭スタッフ スギモトです。
正直者には、きっと金針と銀針のモデルもくれるに違いないでしょう。
…そもそもロレックス持ってないけど。
さて、最近バンバン売れてる2017年新型のヨットマスターIIについて、ちょっと思い出してみます。
お客様に聞かれて、『アレ、針の色ってどういう順番だったけ?』と不安になった時計店のスタッフにもオススメです!(私じゃありません!本当です!信じてください!)
それでは妄想おじさんと一緒に、シリーズの最初から振り返ってみましょう。
この記事の目次
【ヨットマスターIIシリーズを最初から振り返る】
まずは、2007年に登場した、記念すべき最初のヨットマスターII。
レガッタレースとかいう全くお馴染んでいないスポーツ向けの新作でした。
2007年(デビュー)
デビュー時に登場したのは、ホワイトゴールドモデルとイエローゴールドモデルでした。
①116689 WG (銀針→青針)

↓

②116688 YG (金針→青針)

↓
当初は銀針・金針で出ていましたが、マイナーチェンジでどちらも細い青針になりました。
2011年(コンビモデル登場)
そして、2011年。 今度はステンレスとピンクゴールド(エバーローズゴールド)のコンビモデルが投入されます。
③116681 SS/PG (青針)

グッとお買い求め易くなりましたが、SSモデルの登場が待たれました。
2013年(ステンレスモデル登場)
時は過ぎて2013年。 待ちに待ったステンレスバージョンのお披露目と相成りました。
④116680 SS (青針)
さらに、この時期には新ムーブメントが登場します。 今までのCal.4160からCal.4161になり、信頼性アップ。
ここまでが、言わば第一世代のヨットマスターIIです。
2017年(リニューアル)
そして2017年、新作が発表され、全てのモデルが新しくなりました。
⑤116689 WG (銀針)
⑥116688 YG (金針)

⑦116681 SS/PG (金針)
⑧116680 SS (銀針)
ムーブは変わりませんが、インデックスや針のデザインが変更になりました。
特に針!細い青針から、ベンツ針になりました。
*新旧のモデルの違いについては、コチラの記事で細かくご紹介してます
赤シードだけじゃない!ヨットマスター2もしっかり変わったんですよ!?
まとめ
ヨットマスターIIの系譜
系譜をまとめると、こんな感じです。
2007年
①116689 WG (銀針→青針)
②116688 YG (金針→青針)
2011年
③116681 SS/PG (青針)
2013年
④116680 SS (青針)
*Cal.4160 ⇒Cal.4161
2017年
⑤116689 WG (銀ベンツ針)
⑥116688 YG (金ベンツ針)
⑦116681 SS/PG (金ベンツ針)
⑧116680 SS (銀ベンツ針)
針だけに注目すると…
116689 WG (銀針→青針→銀ベンツ針)
116688 YG (金針→青針→金ベンツ針)
116681 SS/PG (青針→金ベンツ針)
116680 SS (青針→銀ベンツ針)
いかがでしたでしょうか。 ご愛用のヨットIIはどのモデルか、ハッキリしましたでしょうか。
え?持ってない??
それは大変です、どこか安く売っている店は無いかしら…
あ! ココなんてどうでしょうか? 中古も新品もいっぱいあるらしいですよ!
しかも在庫はココでチェック出来るとか。
まるで店の宣伝みたいになってしまいましたね。いやだなぁ、あはは。
そ、それじゃ、私は 『こちら例の池 -時計を落としてみてください-』 というギルティスレスレの看板を立てに出掛けてきます! 最後にひとつ。
拾った時計は売っちゃダメ、ぜったい。
