アイバです。
最近デカアツの時計が増えましたね。
昔は直径40ミリなら十分大きなモデルだったのに、今ではやれ45ミリだの、48ミリだの、ほとんどポケットウォッチではと思うサイズのモデルも珍しくなくなってきました。
しかし皆さんそんなに腕太いですか?
ちなみに私は体が小さいので全くデカアツ時計が似合いません(苦笑)
そういうわけでこの時代にあえて個人の趣味に走った、薄型ドレスウォッチを紹介したいと思います。
★お勧めモデルその1
最初はセイコーが誇るクレドールのUTD(ウルトラ・シン・ドレスウォッチ)
このモデルに搭載するCal.6870は、セイコーが誇る厚さわずか1.98ミリの薄型メカニカル
ムーブメントで、その組立・調整には、一般のメカニカルムーブメントよりはるかに高い技能が
必要とされるため、現在ではクレドールシグノなどの一部の高級ラインでのみ採用されています。
控えめに22石とのみ書かれています・・・
変形ケースにも対応できるように3ー9時側を小さくしたムーブメントです。
生産数の少ないこのムーブメントを使ったUSED品は珍しいと思います。
★お勧めモデルその2
ブランパンのウルトラスリム、プラチナモデルです。
名の通り、スリムにウルトラが付くだけありさすがに薄く厚さ5.5mmほどです。
こちらのモデルはシースルーバックですので美しい仕上げを見ることができます。
ローマンダイヤルです。
さすがに作りなれているというか、風格がありますね。
ブランパンはこの大きさがいいねとおっしゃるお客様も多い根強い人気があるモデルです。
★お勧めモデルその3
個人的に好きなブレゲの5907です。
ギョウシェが美しいダイヤルです。
こちらもシースルーバックで裏にはかわいいパワーリザーブが。
やはりこういうチャームポイント(?)も必要ですね。
庶民な私はブレゲというだけで何か高貴な気がします(笑)
★お勧めモデルその4
ジャガー・ルクルトのマスターウルトラスリムです。
珍しいイエローゴールドのブレスタイプです。
デカアツではこうエレガントにはなりません。
お年を召した紳士がお似合いになりそうですね。
物の細部に魂は宿るといいます。
小さく精密に作りこむのが好きなのは日本人の特性だと思いますので、
日本人に合ったチビウス時計も見直して良いのではないでしょうか?