こんにちは馬場です
今日は今後の機械式時計を、最近の話題を交えつつ勝手に夢想してみようと思います。
まずはこちらの動画をご覧ください。
東北芸術工科大の学生が卒業制作で作成した「書き時計」だそうです。
どうです？時計好きな我々からすればグッとくる素晴らしい作品じゃないでしょうか。
そこでどうしても思ってしまうのが「これを腕時計にしたら」という明らかに一本億単位の価格がしそうな思い付き。
今まで私もこういった複雑機構でどうでもいいこと(褒め言葉です)をしようとする時計を幾つか紹介してきました。
ハリーウィンストンのオーパスとかがそうですね。
二年半ぶりハリーウィンストン｢OPUS １４｣が発表されました。【オーパス 14】
次回のオーパスはぜひこれで・・・とはいかないでしょうが次回のオーパスも楽しみです。こういった複雑機構にはロマンがありますね。男が好きなものの一つです。
ロマンがあって男が好きなものといえば最近では「重力波」の観測がありました。あんまり宇宙とかに興味のない方は何がすごいの？って感じだと思いますが。
重力波自体はアインシュタインが相対論からあるはずだと提唱していたもので、今回の観測はその宿題をやっと実証出来たということになります。何がすごいとか色々書いていくと終わらないと思いますので今日はこの辺にして・・・。
アインシュタインが導き出した相対性理論では「早く移動するものほど時間が遅くなる」っていうのを一応みなさんご存じのはずです。
実生活では実感することはなかなか難しいですが、新幹線で東京から大阪まで移動した方の腕時計確かにずれが生じているはずです。それがあまりに少ない時間の為、実感するまでには至らないんですね。
実例としては地球の周りを高速で移動する衛星があります。実際に地球上の時計と衛星内の時計ではかなりの違いが生じます。
今現在我々が使っているGPSも、この時計の狂いがあっては機能しません。相対性理論はこの時計の狂いを合わせるのにも使用されました。
今後さらに機械式時計が発展すれば、宇宙旅行用として加速度を検知してそれを加味して時間を合わせる。なんてものが出てくるかもしれません。
機械式でやる事はほぼ不可能な気もしますが・・・宇宙旅行が普通に出来るようになる頃には実現するかもしれませんね。
なんだかまとまりがないですが今日はこの辺で。
それでは。
