お久しぶりですアイバです。
そろそろ新作が数多く入荷してくる時期になりますが、毎年、毎年、新しいモデルがよくもこんなに出るもんだなぁと妙な関心をしてしまいますね
新品のコメントを担当している私にとって苦しいシーズンの到来とも言えます。上手にその時計が持つ魅力をお伝えできてるか、特徴を書き落としてないかなど、心配なことが多いですねぇ。
新作の時計をいち早く着けるというのも時計の楽しみの一つですが、新作は次の年も出るので切がありません。
この記事の目次
あえてお勧めしたい「ヴィンテージモデル」
そこで機械式時計で二本めをお考えの方にあえてお勧めしたいのが「ヴィンテージモデル」です。
現行品はいつかは旧モデルになりますが、開き直ってヴィンテージにしてしまえば、10年たとうが、20年たとうが、ヴィンテージのまま。元から古いのですから古くなるということがありません
ヴィンテージは壊れそうとか取り扱いが難しそうと思われている方も多いと思いますが、時計のメカニズムなど1960年代には完成されているのです。
ちゃんと使えば普段使いも問題ナシ!私も気にせず日常生活の中で愛用しています。
ポイントとしては
①むやみに精度を追わない
当店のヴィンテージは大体日差1分くらいで追い込んでいるものが大半ですが、3分程度みてあげると幅が広がるでしょう。
現行品の機械式時計だってクォーツに比べれば何百倍の誤差です。朝出かける前に3分進めておけば遅刻はしません。
気にしない気にしない。
②防水性は気にしよう
神経質にならず使うには最低限度の防水性能はあった方が良いです。(複数本持ちなら気にしないでもいいかも)
夏場の汗は日本の気候では避けれませんので、スクリューバックになっているモデルをお勧めします。
一本持ちならマストです。
③デイト無しモデルがおすすめ
ヴィンテージモデルのデイトはほとんどがクイックチェンジ機能を持ちません。あっても特殊な作りのものが多く、修理が多くなりがちです。
日付を2週間とか合わすのは非常に面倒なので、よほどこだわりがある人以外はデイト機能無しがお勧めです。
④マニア以外は役付は避けよう
時計の故障率は部品数に比例して高くなり、修理代やオーバーホール代も高価になります。
シンプルな2針か3針ならさほど現行品と変わりません。クロノグラフやトリプルカレンダーなどはマニアに任せましょう。
私のおすすめモデル
私のおすすめモデルはこちら。
オメガ ダイナミック
保証無しコーナーのオメガのダイナミックです。コレクション用としてあえてオーバーホールはしませんでしたが、しても、さほどかからないと思います。
1970年代テイストあふれ、なかなか雰囲気がある一本です。
ヨットクラブ(YGブレス)
もう一本
珍しいヨットクラブのイエロードールドのブレスモデルです。
金無垢なので好みは分かれますが、非常に状態が良く、ブレスレットの作りの良さは目を見張るものがあります。
ヴィンテージに興味があったり、何か質問などございましたら遠慮なくお声かけくださいませ。分かる事でしたら何なりとお答えいたします。