こんにちは!宝石広場の楠元です。
2022年3月に突如発表されて瞬く間に話題となった、スウォッチとオメガがコラボレーションしたスピードマスター 「ムーンスウォッチ」。
2023年9月には「ムーンスウォッチ」に続いて、スウォッチ独自のバイオセラミック素材でアレンジした「スウォッチ×ブランパン スキューバ フィフティファゾムス」が発表され、こちらも魅力的な価格により非常に多くの注目を集めました。
今回は、そのスウォッチとのコラボレーション時計のベースとなったブランパンの【フィフティファゾムス】について詳しくご紹介いたします。
この記事の目次
ブランパン フィフティファゾムスの特徴
フィフティファゾムスは、時計ブランド「ブランパン(BLANCPAIN)」を代表する主力モデルとして時計に詳しい方ならご存知かと思いますが、同じくスウォッチとコラボレーションしたオメガのスピードマスターと比べると日本では知らない方がほとんどではないでしょうか。。。
ブランパンとフィフティファゾムスの歴史
まずは時計ブランド「ブランパン」について。
ブランパンの歴史
フィフティファゾムスを展開する「ブランパン」は、1735年創業という約300年もの歴史を持つ世界最古の時計ブランドで、数えるほどしか存在しない”マニュファクチュール”と呼ばれる自社で一貫製造する、スイスの高級時計メーカーです。
ブランパン(BLANCPAIN)
1735年にスイスのジュラ山脈にあるヴィルレという小さな村で設立された時計メーカーのブランパン(BLANCPAIN)。創業以来、機械式時計にこだわり、卓越した製造技術で傑作時計を多数生産してきました。
1992年からは世界最大の時計製造グループであるSMH(現スウォッチ・グループ)に属し、卓越した技術力で高品質な機械式時計のみを製造し続け、コレクターや時計愛好家から高い評価を受けています。
フィフティファゾムスの歴史
ブランパンの長い時計製造の歴史において、1953年にフランス海軍からの要請で開発された潜水用の腕時計が「フィフティファゾムス」です。
フィフティファゾムス (Fifty Fathoms)
フィフティファゾムスは、逆回転防止機構の付いた片方向回転ベゼル、100m近い防水性能を持ったダイバーズウォッチで、フランス海軍の特殊部隊の任務に必要な”水中でも確実な視認性”と”潜水時間を正確に計測できる”時計という要望を叶えるために1953年に開発されました。
モデル名は、当時の潜水呼吸装置を着けて潜れる最大深度の50ファゾムス(=約91m)からネーミングされました。
※ファゾム:英語の名詞で水深の単位(1ファゾム=1.892m)、動詞で”測る”の意味
同年にロレックスは回転ベゼルと100m防水を備えた「サブマリーナー」を開発しており、どちらも現代へと続くモダンダイバーズウォッチのルーツと言われています。
初代モデルは約100mの防水性能でしたが、現在は300mへと防水性能が向上。
主力モデルの「フィフティファゾムス オートマティック」、ベゼルを細く現代的にアレンジした「バチスカーフ」や、クロノグラフやトゥールビヨン搭載モデル、レディースモデルなど幅広くラインナップしています。
イタリア海軍の特殊潜水部隊のために開発された「パネライ ラジオミール」や、堅牢なオイスターケースを発展させて防水性能を高めたスポーツモデル「ロレックス サブマリーナー」など、プロトタイプから一般販売されたモデルまで、1950年代初頭から様々なメーカーによって防水技術の研究や開発が活発に行われ、数多くの潜水用時計が誕生しました。
その中で1953年にデビューした「フィフティファゾムス」は、高い防水性能と逆回転防止機構の付いた片方向回転ベゼルを備えた”世界初のモダンダイバーズウォッチ”や”元祖モダンダイバーズ”と呼ばれています。
ブランパンとフィフティファゾムスの現在
ブランパンを語る上で外せない衝撃的な出来事といえば、”クォーツショック”ではないでしょうか。。。
時計メーカーを襲ったクォーツショックとは
1970年代にセイコーが発表したクォーツ時計は、機械式時計よりも圧倒的な高精度を実現。さらに、低コストで大量生産が可能という夢のような製品でした。
ブランパンのみならずスイスの時計業界は、この日本発の正確かつ安価な新製品のブレイクスルーによって倒産や休眠などとてつもない打撃を受けました。。。
そして、クォーツショック以降ブランパンは約10年間も休眠状態でしたが1982年にブランドの転機を迎えます。高級時計ムーブメントメーカーのフレデリック・ピゲ社の社長ジャック・ピゲ氏によるブランドの買収と、時計業界の重鎮ジャン・クロード・ビバー氏の経営参加です。
この買収以降ブランパンは、”100%機械式時計”をブランドコンセプトに掲げ、ブランドの再興と共にスイスの時計業界をもう一度盛り上げていこう!と立ち上がりました。
ブランド復活後にまず着手したのは、6種類のコンセプトウォッチを1年ごとに発表して、もう一度世界に機械式時計の面白さや奥深さを伝えていくというもの。
ブランド復活当初は時計職人も少人数であった事や、【ウルトラスリム、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、スプリットセコンドクロノグラフ、トゥールビヨン、ミニッツリピーター】などの複雑機構を小振りな時計に搭載することは簡単な挑戦ではありませんでしたが、フレデリック・ピゲ社のノウハウと力を借りて1991年に34mmのラウンドケースによる6種類の機械式時計”シックス・マスターピース”を完成させました。
そして機械式時計の復興に貢献したブランパンとフレデリック・ピゲは1992年、のちにスウォッチグループとなるSMHグループに買収され、長い歴史と高い技術力を持つマニュファクチュールブランドとしてさらに飛躍を遂げ現在に至ります。
マニュファクチュールブランド「ブランパン」
世界最古の時計ブランドと言われる「ブランパン」は、マニュファクチュールブランドでもあります。
マニュファクチュール (manufacture)
英語の名詞:製造・製造業者
フランス語のManufacture d’horlogerie(高級時計)に由来。
ムーブメントから時計を自社で一貫製造するメーカーを表す専門用語。
ムーブメントの微細なパーツまで自社で製造する”完全マニュファクチュール”の<ロレックス、セイコー、シチズン>、ブランパンのようにムーブメントを自社で開発する<パテック フィリップ、オーデマピゲ、バシュロンコンスタンタン、オメガ、ジャガールクルト、ゼニス、ランゲ&ソーネ、パネライ、ブライトリング、タグホイヤー、ジラールペルゴ>など非常に高い製造技術や生産体制を有する十数社のみという限られた存在です。
そしてマニュファクチュールブランドの時計は、年間製造本数は必然的に少なくなり価格も高価になる傾向にあります。
ブランパンも例外ではなく年間の生産本数は非常に少なく、現在のスウォッチグループ内ではブレゲ同様に最高位の”プレステージ&ラグジュアリー”レンジの高級メゾンとして位置しています。
↑現行の主力モデル「フィフティファゾムス オートマティック 5015-1130-71」
ブランパン フィフティファゾムスのデザイン
世界初のモダンダイバーズウォッチとして1953年に誕生した初代モデルから、ほとんど大幅なデザイン変更の無いフィフティファゾムスは、伝統的な風格を備えた古さを感じさせないストイックなフォルムも特徴です。
フィフティファゾムスのベゼルデザイン
軍事用の装飾を排したタフな仕様のミリタリー時計や、潜水記録にチャレンジするためにカスタムされた特殊な潜水用時計でもなく、潜水用の時計というツールウォッチにモダンでラグジュアリーな要素をプラスしたフィフティファゾムス。
↑初代から大きな変更なく続く現行モデル「フィフティファゾムス オートマティック」
日常生活でも違和感なくマッチする機能美あふれるデザインのフィフティファゾムスは、他のダイバーズウォッチとは大きく異なる特徴があります。
その大きく異なる特徴とは「回転ベゼル」です。
オメガ「シーマスター」やタグ・ホイヤー「アクアレーサー」などのメジャーなダイバーズウォッチは、回転ベゼルにアルミニウムやセラミック素材を用いることが一般的です。
しかし、現行の主力モデル「フィフティファゾムス オートマティック」は、そのどちらの素材でもなく、サファイヤクリスタルガラスを採用しています。
↑文字盤だけでなく回転ベゼルもガラス素材で覆われています
初代モデルのベゼル形状を再現した、膨らみのあるベゼルは”ボンベベゼル”と呼ばれています。ツヤと透明感のあるガラス素材のため、ダイバーズウォッチ本来のスポーティーさに加えて芸術的な美しさや高級感が高められています。
フィフティファゾムスのケース形状とケース厚
フィフティファゾムスは、そのサイズ感と伝統的なスタイルからメンズ高級ウォッチ特有の迫力や風格も持ち合わせています。
↑ラグやケース本体も優しくカーブした形状で、9時側には”BLANCPAIN”刻印入り
「フィフティファゾムス オートマティック」は、迫力ある45mm径のボリュームのあるケースで見た目の存在感だけでなく、カーブしたケースやラグ形状により手首にほど良くフィットする着用感も高められています。
↑シャープなフォルムの「バチスカーフ」はケース厚10.8mmの薄型モデルも
初代モデル誕生より50年以上が経過しても、設計やデザインの古さを感じさせない、完成度の高い精悍なルックスは、全て元祖モダンダイバーズの特権と言って良いでしょう!
フィフティファゾムスとバチスカーフの違い
初代から続くスタンダードな「フィフティファゾムス オートマティック」だけでなく、派生モデルの「バチスカーフ」も人気を集めています。
バチスカーフ (Bathyscaphe)
1953年に誕生したダイバーズウォッチ「フィフティファゾムス」の派生モデルとして、1950年代の後半に初代モデルが登場した「フィフティファゾムス バチスカーフ」。
水中を自在に潜航した小型深海探査艇のバチスカーフ号からネーミングされました。
ヴィンテージテイストを感じさせつつ、ケースサイズを扱いやすいサイズへ縮小しベゼルを細身にアレンジして、現代的なスペックの時計へ仕上げられた復刻モデルが2013年に”フィフティファゾムス60周年記念”で登場すると、以降はレギュラーコレクションとして展開されています。
主力モデル「フィフティファゾムス オートマティック」と同じ、300m防水というダイバーズウォッチとしての優れた機能性を備えつつ、クリーンなテイストの文字盤やケース表面のブラッシュ加工などで細部まで高級感が高められ、海ではなくシティーユースを前提としたダイバーズウォッチとしての性格が表れています。
シャツの袖口に収まるスマートなサイズのフォルムと相まって、洗練されたデザインのモダンなタイムピースの「バチスカーフ」は、もう一つの「フィフティファゾムス」の主力として存在感を発揮しています。
フィフティファゾムスのコレクション紹介
【ウルトラスリム、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、スプリットセコンドクロノグラフ、トゥールビヨン、ミニッツリピーター】の”シックス・マスターピース”を経て、さらなる完成度を目指すフィフティファゾムス。
誕生以来、フィフティファゾムスはスキューバダイビングの発展にも重要な役割を果たし、ブランパンは様々な海洋保護プロジェクトをサポートしています。
現在のフィフティファゾムスは、地球上の全ての水をシンボリックなものと捉えて、”水 保護の精神”を表現するスポーツモデルコレクションとして多数展開しています。
そこで、宝石広場でも多数お取り扱いしているフィフティファゾムス現行モデルを、私の着用カットと共にご紹介いたします。(腕周り参考サイズ:17.0cm) |
ダイバーズウォッチでありながら、どの時計もスポーツモデルでありながら高級感のある端整なルックスでスーツにもビシっとマッチします!
ブランパン フィフティファゾムスの価格
高価格帯の時計を取り揃えるハイエンドな時計ブランド「ブランパン」のフィフティファゾムスは、どのくらいのプライスゾーンで展開しているのでしょうか。
フィフティファゾムスの価格帯
世界最大の時計製造グループ「スウォッチグループ」においてブレゲやオメガと共に最高位の”プレステージ&ラグジュアリー”レンジに位置する時計ブランド「ブランパン」の主力モデルだけにフィフティファゾムスは、ハイエンドな高級ダイバーズウォッチです。
スポーティーでタフなダイバーズウォッチは、手の出しやすい価格帯のモデルから高級なラグジュアリーモデルまで、長年にわたり様々なメーカーからダイバーズウォッチが多数リリースされる非常に人気の高いウオッチカテゴリーです。
各メーカーの代表的なダイバーズウォッチの国内定価の分類リストです。 |
20~35万円
【ロンジン ハイドロコンクエスト / オリス アクイスデイト】
35~60万円
【タグ・ホイヤー アクアレーサー / チューダー ブラックベイ】
60~90万円
【オメガ シーマスター / ブライトリング スーパーオーシャン】
80~100万円
【オメガ シーマスターダイバー300 / オメガ プラネットオーシャン】
120~130万円
【ロレックス サブマリーナー デイト】
130~160万円
【パネライ サブマーシブル】
※ケースサイズ、ステンレス素材かゴールド素材により前後しますが、おおよその国内定価の価格帯です
※並行輸入品を取り扱う宝石広場では、相場や在庫状況によりますが国内定価よりもお求めやすい価格にて販売しております
ブランパンのフィフティファゾムスは、上記モデルよりさらに高価格帯となります。 |
130~230万円
【ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ】
210~280万円
【ブランパン フィフティファゾムス オートマティック】
250~360万円
【ブランパン フライバッククロノ カレンダームーンフェイズ】
※ケースサイズ、ステンレス素材かゴールド素材により前後しますが、おおよその国内定価の価格帯です
※並行輸入品を取り扱う宝石広場では、相場や在庫状況によりますが国内定価よりもお求めやすい価格にて販売しております
※宝石広場で販売しております「フィフティファゾムス」は、並行輸入品のフィフティファゾムス新品商品が110万円から、中古商品は90万円台から販売しております。
フィフティファゾムスと同価格帯のサブマリーナーを比較
フィフティファゾムスと国内定価だけでなく人気や知名度も大きく異なりますが、流通価格が同じくらいの時計と言えば、”元祖モダンダイバーズウォッチ”として比較されることが非常に多いロレックス「サブマリーナー」です。
近年では、ダイバーズウォッチの代名詞として多くの方が欲しい!と思っているロレックスのサブマリーナーデイトが、世界的なロレックスのプロフェッショナルスポーツモデル人気の上昇によって流通価格は200万円以上となっているため、サブマリーナーの購入を検討している方が、さらにランクの高いブランパンのフィフティファゾムスも狙えてしまうというが現象が起こっています。
現在同じような流通価格となっている、ロレックスのサブマリーナーとブランパンのフィフティファゾムスを比較してみると、4つの違いが有ります。
①ベゼルの素材
サブマリーナーの傷や劣化に強いセラクロムベゼルも魅力的ですが、フィフティファゾムスのサファイアクリスタルベゼルも美しい見た目と高い質感で高級感があります。
②パワーリザーブ性能
ロレックスのサブマリーナーデイト現行モデルの126610が搭載するCal.3235の70時間に対して、ブランパンのフィフティファゾムスは倍近い120時間というロングパワーリザーブ性能を誇ります。
これはフィフティファゾムスが搭載する自動巻き式ムーブメントCal.1315が、3つのゼンマイを独力源として設計され5日間もの長い持続時間を実現しているためです。さらに時計の歩度調整を行う機構として、フリースプラングを採用し、衝撃による精度の悪化を防ぐ設計となっています。
③ケースの大きさと厚さ
■フィフティファゾムス ケース径:45mm × ケース厚:15.5mm
■サブマリーナー126610 ケース径:41mm × ケース厚:13mm
ケースサイズが4mmほどフィフティファゾムスが大きいですが、前述のとおり手首に沿うようなラグ形状で装着感が高められていて、サブマリーナーのような金属のカタマリ感は少ないです。どちらも防水性能は300mです。
さらに、シティユースを想定したアレンジモデルの「フィフティファゾムス バチスカーフ」はケース径38mmで厚さが10.8mmという、ドレッシーなスタイルにもマッチして扱いやすいスマートなサイジングとなっています。
④文字盤の視認性
ケース径41mmのサブマリーナーと、45mmのフィフティファゾムスでは文字盤の直径サイズが異なります。サイズが大きいと当然ながら文字盤の面積も大きく、アラビア数字やインデックス部分も大きいため視認性に優れています。
一方のサブマリーナーデイトが備える、日付を拡大するサイクロップレンズも特徴的で人気の高いディテールです。
↑ブランパン フィフティファゾムス 5015-1130-52A
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サブマリーナーと言えば、誰もが知っているロレックスを代表するスポーツモデルで、ビジネスシーンにもマッチする日常使いに適したデザインで高い人気を集め、売却時も安心な資産価値の高い時計。
ブランパンが今後どんな新型のフィフティファゾムスをリリースしたとしても、サブマリーナーの優位は変わらないと思われます。。。
しかし、大人気スポロレのサブマリーナーがどうしても欲しい!という方には、似たテイストのシーマスターもブラックベイも選択肢に入りづらいかも知れませんが、歴史ある名門ブランドの高品質なダイバーズウォッチに惹かれる方にはフィフティファゾムスがオススメです。
ブランパン フィフティファゾムスの評価
ハイエンドな高級ダイバーズウォッチとしてフィフティファゾムスは、どのような評価を得ているのでしょうか?
フィフティファゾムスの評価
もはや時計業界では一般的となった”ダイバーズウォッチ”というカテゴリですが、『初めての高級時計として、オススメのダイバーズウォッチを教えてほしい!』と言われた時に、いったいどれだけの人がブランパンのフィフティファゾムスを挙げられるでしょうか。。。
もちろん予算によっても異なりますが、恐らく大多数の人はフィフティファゾムス以外を薦めるというのが個人的な意見です。
これはフィフティファゾムスが他のダイバーズウォッチに劣っているというわけではなく、もはや一般的なダイバーズウォッチでは括ることができない、時計愛好家が認める玄人向けダイバーズウォッチだからです。
一般的なダイバーズウォッチはベゼルの素材がセラミックが主流なところをオリジナルのデザインを踏襲したサファイアクリスタルガラスで作り、ダイバーズウォッチには不必要ともいえる機能”トリプルカレンダー ムーンフェイズ”を搭載して時計好きの心をくすぐってみたり、他の時計メーカーとは一線を画す丁寧で高品質な作りで魅了しています。
他の時計メーカーでは絶対に真似できない、機械式時計の魅力を伝えていこうとする姿勢が、時計愛好家から高い評価を得て長年にわたり親しまれている理由だと思います。
人とは違った被りにくいダイバーズウォッチが欲しい!
機械や機能にこだわった高品質なダイバーズが欲しい!
そのような時計を探している方は是非、選択肢に加えてみてはどうでしょうか。
決して安い価格の時計ではないですが、腕に乗せた瞬間、フィフティファゾムスの時計としての作りの良さや拘りにきっと魅了されるはずです。
スウォッチグループに属し、スウォッチとのコラボレーション時計によって日本でもさらに人気や知名度が高まってくると、将来的に時計愛好家以外にも広く知られる存在になるであろうフィフティファゾムス。
ラグジュアリースポーツモデルの世界的な人気からの影響か、宝石広場でも派生モデルのバチスカーフが登場(2013年~)した10年前くらいから、さらにここ3年くらいフィフティファゾムスへのお問い合わせが確実に増えていると実感しています。
フィフティファゾムスの人気モデルTOP3
最後に、宝石広場におけるフィフティファゾムスの、売れ筋の人気モデル上位TOP3をご紹介いたします。
第3位 フィフティファゾムス バチスカーフ5000-1210-G52A細めのベゼルとシャープなラグ形状の「フィフティファゾムス バチスカーフ」
傷に強くて軽量なチタン素材の43mmケース×落ち着いたグレー文字盤モデル
第2位 フィフティファゾムス 5015-12B40-O52A
主力「フィフティファゾムス オートマティック」の海を感じさせる美麗な青色モデル。
傷に強くて軽量なチタン素材の45mmケース×重厚なセイルストラップ仕様
第1位 フィフティファゾムス 5015-1130-52A45mmステンレスケース「フィフティファゾムス オートマティック」
高い視認性を誇るブラックカラーがメインの1番人気の王道モデル
ブランパンの名作時計「フィフティファゾムス」まとめ
ブランパンの誇る「フィフティファゾムス」いかがでしたでしょうか?
個人的にブランパンを使っている方は、時計好き・時計ツウのイメージがあり、時計選びに拘りをもっている方が所有するブランドという印象です。
拘りの詰まったブランパンのフィフティファゾムスは、元祖モダンダイバーズであるが故に、デザインも潜水能力をアピールするストレートな表現をできることが魅力となっています。
凝った装飾を必要としないスポーティーで端正な佇まいには、細部まで丁寧に仕上げられたケースにサファイアクリスタル素材のベゼルでラグジュアリーテイストがプラスされています。
ややケース径が大きい45mmのフィフティファゾムスは、カジュアルなスタイルに合わせると時計が映えますし、スーツなどのドレッシーなスタイルに合わせる場合は、38mm径でケース厚が11mmサイズのバチスカーフを合わせるとシャツの袖口にも収まりが良いです♪
文字では伝えられない、細部の作り込みや重量感、回転ベゼルのクリック感など、多くの方に知ってほしいので、是非とも渋谷の宝石広場で実物をご確認いただけますと幸いです。
必ずフィフティファゾムスの時計としての作りの良さや拘りにきっと魅了されるはずです!
それでは、また!
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