ロレックス -ROLEX-

【いよいよ】ロレックス新型ディープシーRef.126067【数字が埋まる】DEEP SEA CHALLENGE

ご無沙汰してます。
モノ情報誌のパイオニア『モノマガジン』でも記事を書き始めたスタッフ・タカギです。

ロレックスの新作が、2022年の終わりも近いこの時期に発表になるという流れは、何が起きてもおかしくない世界情勢と同様に、昨今の時計シーンではイレギュラーがトレンドとなり、発表時期に決まりはない!という事を示しています。

 

そのような事例よりも、”数字が埋まる”という事が、私の時計人生で生存中に起こるとは思いませんでした。。。

何事かというと、

突如として明らかになったロレックス新型「ディープシー チャレンジ Ref.126067」の型番を見た瞬間、『数字が埋まった!』と興奮してしまったのです!!

埋めるにしてもまさかROLEX DEEP SEA CHALLENGE Ref.126067で埋めてくるとは思いませんでした。。。

実際に商品が入荷しました!こちらの続編記事もご覧ください!

https://u-s-blog.com/staff-diary/%e3%83%9e%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%bf%e3%82%ab%e3%82%ae%e3%81%ae%e6%97%a5%e8%a8%98/2022-12-07/deep126067/

新型ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067

突如として情報が解禁されたロレックスの新作モデル「ディープシー チャレンジ Ref.126067」型番の末尾の数字にご注目ください!

ロレックス型番の数字の法則

6ケタの数字で規則的に付けられた現行ロレックスの型番について、5ケタ目のベゼルの数字に続く6ケタ目は時計の『素材』を表しています。

】ステンレス
】ステンレス×ローズゴールド
】ステンレス×プラチナ(ロレジウム)
】ステンレス×イエローゴールド
】ステンレス×ホワイトゴールド
】ピンクゴールド
】プラチナ
】イエローゴールド
】ホワイトゴールド

例)「エクスプローラー Ref.124270」⇒末尾なのでステンレス素材のモデル

↑華麗なまでにラッキーセブンをスルーしてきた歴史があります。
現在の6ケタ品番になる前も、その前もずっとずっと前から。

今回の「ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067」で、私がアツく興奮しているのは、この末尾の数字が埋まったからなのです!

うすうすもうを埋める素材は、チタンしかないだろうなぁと思っていましたが、正直ディープシーが出たときに使うと思っていたのです。

裏蓋がチタンなんですよね。でもそれはロレックスが綺麗にスルーしたわけです。
ベゼルがプラチナなだけで【2】を持ってきたわけで、裏蓋はスルーなんですね。
という事はチタン:その他金属のコンビネーションは作らないという事なんでしょうか?

永遠の謎というよりも、それがロレックスの『面白さ』であり『魅力』であると、個人的に感じますね。

 

ロレックス ディープシー チャレンジ

時計業界のニュースに敏感な方以外は、今回発表された新型ロレックス「ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067」における、「ディープシー チャレンジ」とは何ぞや?となるのではないでしょうか!?

ロレックスの「ディープシー チャレンジ」とは

ROLEX DEEP SEA CHALLENGE」とは、2012年3月にジェームス・キャメロンと共に深海へ潜るために作られたプロットタイプ・アドベンチャーモデルです。

球体ガラスを備えて1960年1月に同じように深海へ挑戦したテストモデル「DEEP SEA SPECIAL」と同様に、一般向けモデルではない特殊モデルの域にいるのだろうと個人的には思ってました。

 

現在、流通している「シードゥエラー ディープシー」は、市販モデルとしては圧倒的に優れた3900mもの防水性能を誇ります。

ロレックス シードゥエラー ディープシー 126660

ロレックス シードゥエラー ディープシー Dブルー 126660

300m防水性能の「サブマリーナー」とは異なり(それでも一般的なダイバーズウォッチよりも優れていますが)、裏蓋が”グレード5チタン合金”素材となっており、驚異的な防水性能を実現しています。

 

人間は面白いもので、その道をどんどん極めていくと、そういった特殊でスペシャルな存在というか一般的ではない、レアなモデルが欲しくなるんです。

市販モデルとは異なる仕様の、プロトタイプ独自の過剰なまでのオーバースペックや、極小な生産数による希少性やミステリアスさに憧れてしまうのです♪

 

かくゆう私も、、、

バイクなので時計とはモノが違いますが、見る人が見れば分かるマシン達だと思います。

特殊モデルというか希少というか欲しい人は欲しいけど、特殊過ぎてまったく一般人には向かないモデルを必死になって探しだし口説いて買いました。

製品化して販売を決定したメーカーの酔狂さと、その時代がだからこそ成しえた”クレージーさ”が、その物にしか絶対に無いんです!復刻版ではダメなんです!!

その後こういった大手メーカーが本気でふざけた本気を出す事は無かったんです。
実用性という街乗りはかなりキツいけどナンバーは付くよ、だから一般公道も走れますけど
乗れるなら乗ってみたら!感が凄いマシン達です。

BMWもROLEXも企業スタンスは変わらないと思うんです。
(もう一台は弱小メーカーKTMですが…)

ロレックスの「ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067」も、今回個人的に思うのは”壮大な酔狂を全力でやってみた”感をひしひしと感じるのです。
それはもう★最高です★!!

ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067 スペック

まだまだ、実機の確認前の詳細は不明な状況ですが明らかになっている情報から、スイス本国をはじめ時計業界に長年携わってきたワタクシなりの簡単なファーストインプレッションを。

驚異的な防水性能11,000m

地球上で分かっているエリアで最も深い「マリアナ海溝」の水面下10,983mよりも深い、11,000mまでの防水性能って、個人で気軽に行ける深さではないです。。。

さらに、安全マージン13,750mまで(約25%)の水圧テスト済み!

『こんな防水性能必要ないじゃない!』それは違うんですよ。
そんな無粋な事を言ったらダメですよ。
この驚愕のオーバースペックが、このモデルのアイデンティティなんですよ!

 

大型化されたケースサイズ50mm

本気でデカいと思います。この時点で実用性というタウンユースから外れます。
厚さは23mmもあるとの事。。。

長袖シャツの袖口は諦めましょう。半袖で着ける時計です!

 

ロレックス初となるRLXチタン素材採用

RLXチタン:ロレックス独自開発のハイテクチタン素材

「グレード5チタン」にした理由は、『チャレンジしたモデルは904Lだったんですが、実際重量が実用性に欠けるのでチタンにしました』ではないでしょうか。
これはロレックスの優しさ??

 

デイト表示機能は無し

個人的に好きなポイントは、”カレンダーが無い”という部分です。
究極の潜水能力を実現するため、防水性に能力を全部振った感じです。

それが「ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067」の証です。

カレンダーが付いていたらモデルが変わってしまう。
素材は変えてしまったができる限り見た目は変えない、そこにロレックスの企業理念をひしひしと感じます。

 

ディープシー チャレンジ Ref.126067 まとめ

↓現在、宝石広場でストックしている「シードゥエラー ディープシー」です。

それにしても、新型「ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067」の入荷が待ち遠しいです!
チタン素材ということで、重さはそこまで重くない?
ドーム状に膨らんだケース形状は、他モデルと比較してどんな感じなのでしょうか?

 

宝石広場のロレックス シードゥエラー ストック一覧

ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067 まとめ

型番の法則における『素材』を表す、末尾の数字が0から9まで全て埋まりました!

【0】ステンレス
【1】ステンレス×ローズゴールド
【2】ステンレス×プラチナ(ロレジウム)
【3】ステンレス×イエローゴールド
【4】ステンレス×ホワイトゴールド
【5】ピンクゴールド
【6】プラチナ
【7】チタン
【8】イエローゴールド
【9】ホワイトゴールド

こうやって見ると感慨深い。
今後どうするんだろう~。。。

数字が埋まったことにより「カーボン」の線は無いのかなー。

昔から思うところは、『恐ろしく頑丈』なのがロレックスであり、『堅牢であり続ける事』こそがロレックスの証であるという部分からしても、カーボン素材の採用は難しいのかもしれないです。。。

そんな感慨深いことが突然あったので、急遽ブログを書いてみました。

私も投稿している、ベテランからフレッシュな新人まで宝石広場スタッフほぼ全員による最新情報の投稿【STAFF RECOMMEND】や、

毎週更新中の宝石広場のYouTube【宝石広場チャンネル】も是非ご覧ください!

ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067入荷次第ご紹介いたします!

それでは、また!

 

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ABOUT ME
タカギ
【宝石広場 店頭スタッフ:時計業界歴30年以上? / 好きなブランド:ロレックス】90年代に本場スイスで時計業界に携わっていました。 最近痛感したのはいつの間にかビンテージ”になってしまった90年代後期の時計達を見ながら、自分がこの業界に入った時は現行新品でしたという現実。 バイクと時計をこよなく愛し終わらない機械式人生を過ごしてます!

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