時計の選び方

シャネルJ12の傷やブレス裏の黄ばみ対策・中古品を選ぶ時のポイント

あけましておめでとうございます!

WEBスタッフの西です。

今年も宝石広場をどうぞよろしくお願い致します!

 

2020年初となる今回は、シャネルの大人気時計「J12」の疑問を解決すべく、馳せ参じました。

J12

 

J12の良いところってなに?

中古品を買うときにどこに気をつけてチェックしたらいいの?

セラミックやステンレス部分の傷対策は?

ホワイトモデルの黄ばみ対策は?

ネットではこんな声が多いようです。

ということで、私なりに調べてまとめましたので、人差し指とかで下にスクロールをお願いします。どの指でもいいんですが。

購入前に知っておくべきJ12のメリットとデメリット

ではまず、J12のメリットは何か?デメリットも含めてまとめてみました。

メリット

・セラミック素材でできているので、腐食に強く、傷がつきにくい

・ステンレスやゴールド素材と比べて、セラミック素材は軽い

・白と黒のカラーリング・幅広いケースサイズがペアウォッチとして最適

デメリット

・セラミック素材は強い衝撃を受けると割れたり欠けたりしやすい

・セラミックケースに傷がついた場合、研磨することができない

・置き方を誤ると、裏蓋とバックルパーツが接触して傷がつきやすい

・ホワイトモデルはブレス裏の接着剤などが黄ばんでくる

ざっとこんな感じでしょうか。

J12は軽くて傷がつきにくく、ペアウォッチにもおすすめのオシャレな時計といったイメージ

ポイントを押さえて取り扱いに注意すれば、デメリットもそれほど気にすることもないです。

中古のJ12を購入するときに確認すべきポイント

メリット・デメリットがわかっていれば、商品の購入時にも役立ちます。

購入時、特に中古品や未使用品は以下の点に気をつけてチェックし、自分の許容範囲かどうかを見定めてから購入しましょう。

ちなみに当店の商品は、商品に目立つ傷があれば専用の画像を掲載しておりますので、ネットでご購入をお考えの方にも状態を確認しやすいようにしております。

セラミックの傷や割れ・欠け

セラミックは傷がつきにくい素材ですが、全く傷がつかないわけではありません。

雑にガシガシ扱うと当然、傷や欠け・割れの原因になります。

特にホワイトセラミックに比べてブラックセラミックは傷が目立ちやすいので注意。

ぶつけやすいラグやブレスレットのコマなど、しっかりチェックしましょう。

J12セラミックのキズ

 

ステンレス素材の裏蓋とバックル部分の傷

ステンレス素材は加工のしやすい金属で、陶磁器の一種である硬質なセラミック素材と比べて傷がつきやすいです。

J12は裏蓋やバックル部分にステンレス素材が使われているので、ここの状態を確認しておきましょう。

J12裏蓋ステンレスのキズ

 

ブレスレット裏凹み部分の黄ばみ(ホワイトモデル)

中古のホワイトモデルに多く見られるのが、この黄ばみ。

白いパーツ部分は経年劣化によって変色することが多く、特にブレスレット裏側のコマパーツの結合部分に黄ばみが目立つようになります。

後にも記載しますが、この黄ばみはパーツ交換をしないと落とすことができません。

裏側なので着ければ見えませんが、気になる方は事前にチェックしておきましょう。

J12ブレスレット裏の黄ばみなし J12ブレスレット裏の黄ばみあり

 

購入後のお手入れ方法と傷・黄ばみ対策

セラミック時計のお手入れ方法

シャネルの公式サイトにざっくりと説明が記載されていました。

セラミックまたは金属製ブレスレット
事前に時計のリュウズがねじ込まれ、押し込まれていることを確認してください。中性洗剤で洗い、真水で充分にすすいでください。乾いた柔らかい布で拭いてから十分に乾かします。

■参考ページ:シャネル公式サイト 時計のお手入れ

ただ、使用する度に洗剤で洗って・・・というのは少し大変ですよね。

ですので、日ごろのケアはアルコールなどで軽く拭く程度でもOK。
皮脂などの汚れが溜まらないようにケアしましょう。

汚れが目立つようになってきたら公式サイトに書かれているやり方のように、洗剤でしっかり洗うようにしましょう。

傷や打痕をできるだけ防ぐためには?

傷に強いセラミック素材の時計だからと言って過信は禁物です!

先に述べた通り、セラミックにも傷はつきます。

また、ステンレス素材が使われている裏蓋やバックル部分は特に注意したいところ。

 

傷を防ぐ対策として、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

1:時計着脱時にはブレスレットやリングなどのアクセサリーを外してから時計を外すこと

アクセサリーをつけたまま時計を外そうとすると、時計とアクセサリーが当たって傷ができてしまう可能性が高いです。なので、先にアクセサリーを外してから時計を外すようにしましょう。

 

2:裏蓋とバックルが直接接触するような置き方をしない

J12はブレスレットの構造上、文字盤を上向きにすると置きやすく、安定します。

その為、このように置いてしまう方が非常に多いのですが、この場合バックルと裏蓋がぶつかってしまします。

これがJ12に起こりがちな裏蓋打痕の最大の原因です。

この置き方をしないことがもちろん最善ではありますが、やむを得ない場合は、下の画像のように裏蓋とバックルにスポンジなどの緩衝材を挟むようにしましょう。

緩衝材ありなし

もちろん収納ボックスやワインダーにしまうのがベターですが、ちょっと置くだけ…なんて時は、衝撃を与えないように優しく置いて下さい。

 

ちなみに、緩衝材が無いときに、宝石広場のスタッフが普段やっている置き方がこちら。

腕時計の正しい置き方

これだと、大事な時計のブレスレットや裏蓋に傷をつけないで済むのでオススメです。(ブレスレットを開いたままでもOK)

なお、この場合はリューズに衝撃を与えないように、反対向き(リューズが下)にならないようにしましょう。

 

ホワイトパーツの黄ばみが気になってきたら・・・

白色のパーツ(文字盤・ガラスパッキン・接着剤やコーティングなど)の変色は紫外線による経年劣化が主な原因です。

参考画像はフランクミュラーの時計ですが、6時・12時周辺の文字盤が黄色く変色しています。

経年による劣化は防ぎようが無いため、黄ばみが目立つようになったらパーツ交換をするのがベスト。交換の頻度は数年ごとに一回とされているので、オーバーホールのついでに見てもらうのが良いかも。

文字盤の黄ばみの例

 

まとめ

今回の要点をまとめるとこんな感じです。

J12のメリットデメリット

軽くて傷がつきにくく、ペアウォッチにもおすすめのオシャレな時計

裏蓋やバックル部分のステンレス素材はセラミックに比べて傷がつきやすい

J12を購入する前にチェックすること

ブレスや裏蓋・バックルの傷の程度、ホワイトの場合は白パーツ・特にブレスのコマ裏側の黄ばみの程度を確認する

購入後の傷や黄ばみ対策

裏蓋の傷対策は、腕周りのアクセサリーを外してから時計を外すようにし、置くときは横向きに優しく

黄ばみ対策は数年おきにパーツ交換をする

いかがでしたでしょうか?

J12が気になっている方は、ぜひこの機会に当店でのご利用をご検討ください。

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また、すでにお持ちの方は、長く愛用できるようにこの記事を参考にしてお手入れ方法をマスターしていただければ幸いです。

それでは、また。

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