スタッフ日記

ロレックスの高精度クロノメーターについて。オメガのマスタークロノメーターとの違い。

こんにちは馬場です犬

今回はロレックスの精度を証明する認定機構「高精度クロノメーター」について少し調べてみようと思います。
皆さん「クロノメーター」はさすがにご存じかと思いますが、ロレックスは2015年に新たに「高精度クロノメーター」という、時計の認定を発表しました。
オメガの新たな認定規格「マスタークロノメーター」の発表が2014年ですから、それを意識しているのかもしれません。
まぁ内情はよく解りませんが、詳しくご紹介していきましょう。

オメガのマスタークロノメーターについてはこちらの記事をどうぞ。↓

新しい認定規格「マスタークロノメーター」が登場。 クロノメーターとの違いは?

「高精度クロノメーター」はクロノメーターと何が違うのか

高精度クロノメーターについてロレックスのページにはこうあります。

ムーブメントがCOSC(スイス公認クロノメーター)による公式認定を受けており、さらにロレックスが自社内で行う一連の最終検査を通過したことを証明している。ケーシング後のムーブメントのクロノメーター精度および、防水性能、自動巻、パワーリザーブを独自に検査することにより、ロレックスは機械式腕時計の卓越性において新たな基準を打ち立てた。

要はムーブはクロノメーターの認定をうけたムーブメントをケースに入れて、防水性能だったり、パワーリザーブ性能だったりをしっかり調べているものに「高精度クロノメーター」の認定をしているようです。
この辺はオメガの「マスタークロノメーター」と一緒で、やはり”ケーシング後”というところに注目です。やっぱり以前のムーブだけのクロノメーターと違い、時計として完成された場合の性能を重視しているんですね。ここはロレックス・オメガ共に単なる装飾品としての時計とは違う、実用時計としてのプライドが見て取れる気がします。

「高精度クロノメーター」と「マスタークロノメーター」は何が違うのか

オメガ・ロレックス クロノメーター 文字

ホームページを確認するに、オメガは「マスタークロノメーター」認定でどういった事をチェックしているのか、細かく紹介をしています。こちらのページですね。↓

世界初のマスタークロノメーター

しかしロレックスの「高精度クロノメーター」は秘密主義のロレックスのとおり、あまり詳しい情報がありません。ホームページでもこちらのページの下の方に少しだけ書かれているだけです。↓

ロレックスの流儀-極限までの検査

これはオメガと比較されたくないという思惑があるのか、もしくはそれほどロレックスは重要視していないのか詳しい事は解りません。更にこの二つを比べると一点それぞれ違う箇所があります。

まずはロレックスの「高精度クロノメーター」は現行モデル全て(たぶん・・・)が認定を受けている点。これは以前からロレックスはこういった検査を行っていてた為に、すでに発売されているモデルもそこまでの性能を備えていたという事でしょうか。
変わってオメガは最新モデルのグローブマスターだけがマスタークロノメーターの認定を受けています。今後発売されるモデルでは増えてくると予想されますが、既に発売されている現行モデルでも、スペック上は認定を受けれそうなものもあるのですが、それすら認定を受けられない難しい認定ということなのでしょうか。

変わってオメガのマスタークロノメーターは「耐磁性能」のチェックを全面に押し出しています。なんと15,000ガウスに耐えられるレベルらしいですよ。ロレックスのミルガウスでされ1000ガウスですからとんでもないです。オメガは以前から磁気の影響を受けてしまう箇所を非鉄製に変え驚異的な耐磁性能を備えたモデルを発売しています。その為このような少々無茶な認定も通せちゃうわけなんですね。ピップエレキバンなんかが1000ガウスですから、かなりのオーバースペック感も否めないですがそこは男のロマン。まぁそんな訳かどうかはわかりませんが、ロレックスは「耐磁」については一切触れていません。

耐磁については弊社杉本が自分の愛機を犠牲にしてまで磁気と戦った記録がありますので、そちらもお楽しみください。↓

非公式実験シリーズ② 自前のインジュニアで耐磁性能の限界に挑む【前編】

今回はロレックス・オメガ両社の新たなクロノメーターを取り上げてみました。今後はほかのブランドもこういったケースを含めた性能を示す取り組みをしてくると思います。何はともあれ時計が壊れにくくなるのは良い事ですね。

それではまた。

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