今回ご紹介する商品がこちら!
珍しいティファニーの懐中時計”ポケットウォッチ”です。



ダイヤルや針の形状も非常に魅力的ですが、
今回スポットライトを当てるのは、搭載されるムーブメントです。
アガシス【Agassiz】の手巻き式ムーブメントを搭載しています。
(アガシともいいます)

1832年にオーギュスト・アガシが、
ロンジンの前身となるAgassiz&compagniを設立。
アメリカの親族を通じ、大陸をまたいでの販売に成功したとされているブランドです。
アガシスが評価されるポイントは、いくつかあるかと思うのですが、
石数が多いという事、
(当時は15石ほどが一般的でしたが、このムーブメントは21石です)
また、調整(作製時の確認項目)が多い(8つのポジション)というのは当時はかなり評価が高いです。
ムーブメントを見てみると、
ペルラージュやギョーシェ彫りが本当に美しく惚れ惚れします。
懐中時計の魅力は、何といっても職人の技術が腕時計よりも、
大きく近くで見ることが出来るという事です。
ここで、タイトルの「時計で歴史を身近に」ですが、
「Agassiz&compagni」後のロンジンを、日本で最初に所有したのが、
明治維新の立役者のひとりである西郷隆盛であるとされています。
第十二代薩摩藩主の島津忠義が1869年にプレゼントしているらしく、
教科書でしか見たことない偉人たちがグッと身近に?なる気がします。

今の時代に、ポケットから時計を取り出して時間を確認するという動作は、
スマートフォンに敵わないかもしれません。
ただ、ここ1番の式典等でポケットウォッチで時間を確認している所作は、
誰よりも魅力的である事、間違いナシです!
ちなみにですが、ムーブメントが動作していると、
チッチッチッチッと、本当に良い音がしてます。
ロービートの音はたまらないですね♪
ティファニー好き・アガシス好き・歴史好き・音フェチの方!!!
おすすめです。
それでは、また次回!!
ご紹介した商品

ティファニー
ポケットウォッチ395/03595